- 108 -実践看護学演習Ⅱ(地域看護学) Seminar on Practical Nursing Ⅱ (Community Health Nursing) 科目名・英名 教員名 守田 孝恵、桐生 育恵 講義と演習 授業形態 関心のある領域やテーマに関する文献を読解することは、①研究成果を実践に活用できる、②その領域やテーマに関する最新の知見を得る、③研究テーマを見いだす、などの意義がある。 本科目は、文献を構造的に読解するための基礎的な能力を養うことを目的とする。具体的には、院生の関心に沿って、テーマを選択し、グループ討議を行い授業を進める。授業の進め方として、院生が解読する文献を検索し、それをプレゼンテーションし、その後、討論を通して当該研究に対する理解を深める。また、研修会、研究会、学会等へも参加し、専門的立場や教育的関わりについて考察する。 科目概要 看護現象を科学的に分析・評価し、文献を構造的に解読する基礎的能力を習得する。 看護学を発展させるための基礎的研究能力を習得する。 地域看護の専門的役割と教育的能力を考察する。 1. 関心ある文献を検索し、入手する。 2. 文献を構造的に読解し、プレゼンテーションする。 3. プレゼンテーション内容について、討論を通して深め、広げる。 4. 研究論文をクリティークする。 5. プレゼンテーションや討論を通して研究課題を明確にする。 6. 学会や研究会をとおして専門性や教育的機能を考察する。 授業目的 到達目標 回 1 オリエンテーション 授業の進め方 文献クリティークするための基礎知識 2-30 文献クリティークの実際 授業 計画 31-59 まとめ 60 授業外における 毎回の授業につき1時間の学習を要する。 学習・時間 評価方法 授業への参加度(授業準備と積極性)20%、プレゼンテーション30%、ディスカッション30%、レポート20%により評価する。 1. 横山美江 編著. よくわかる 地域看護研究の進め方・まとめ方:保健事業の企画立案から評価への効果的な活用をめざして. 医歯薬出版株式会社,2010 テキスト・参考書 2. 横山美江 編著. よくわかる 看護研究の進め方・まとめ方 第3版. 医歯薬出版株式会社,2017 その他、授業中随時紹介する。 履修上の注意 主体的な取り組みを期待する。 質問への対応 (オフィスアワー・Email)オフィスアワー:12 時~13 時(水曜日) Email: 守田 孝恵 t-morita148@dokkyomed.ac.jp 単元主題 研究や論文に関する成書を題材に、院生が主体的に抄読会を開催する。 地域看護学に関する内外の文献を検索する。または学会や研究会への参加を基に、自らの関心に沿って、プレゼンテーションを行う。その後、討論を通して内容を深め、広げる。 授業は、文献プレゼンテーション者が主となって、発表と討論に責任を持って運営する。 <発表方法及び発表者の役割> 1. 発表者は授業1週間前に参加者全員に文献を配付する。 2. 発表者は発表授業時必要な資料を全員に配付する。 3.資料は発表する研究論文を構造的にまとめ、わかりやすい内容として作成する。 4.発表後、発表内容について全員で討論する。 <授業参加者の役割> 1.事前に必ず発表文献を精読する。 2.討論は積極的に参加する。 文献クリティークから得られた成果と地域看護の学術的発展や発信についてまとめる。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 4単位 開講年次 1年次 開講学期 通年 担当者 授業方法 対面 対面 守田 孝恵 桐生 育恵 対面 対面 1 コマ/3 時間
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