獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 110 -実践看護学演習Ⅱ(精神看護学) Seminar on Practical Nursing Ⅱ (mental health - psychiatric nursing ) 科目名・英名 教員名 関根 正、石川 純子 講義・演習(講義1回、演習59回) 講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 授業形態 関心のある領域やテーマに関する文献を多数かつ丁寧に読解することで、①研究成果を実践に活用できる、②その領域やテーマに関する最新の知見を得る、③研究テーマを見いだす、などのメリットがある。これらのいずれも専門家として備えるべき要件である。 本科目は、文献を構造的に解読するための基礎的な能力を養うことを目的とする。具体的には、学生の関心に沿って、テーマを選択履修し、グループ別に授業を進める。授業の進め方として、学生が解読する文献を検索し、それをプレゼンテーションし、その後、討論を通して、当該研究に対する理解を深める。また、研修会、研究会、学会等へも参加する。 科目概要 本科目では、地域生活を支援を含む精神障害者の看護全般に関するテーマとする。 授業目的 精神保健医療福祉に関する最新の知見と技術を備え、倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を修得する。 児童思春期を含む精神障害者の看護に関連する文献を講読し、文献クリティークの方法や論文の構造や書き方を学修する。 到達目標 回 1 ガイダンス 研究論文のクリティーク 2-30 文献講読の内容と方法 授業 計画 31-50 演習 51-59 まとめ 60 授業外における 60 回目の講義に向けて、自らの研究テーマを明らかにできるように討議に参加すること。 授業外学習は、1~2 時間程度、配付資料を基に講義内容を整理すること。 学習・時間 授業への参加度(授業準備と積極性)20%、プレゼンテーション30%、ディスカッション30%、 レポート20%により評価する。 【テキスト】 ・D.F.ポーリット&C.T.ベック;近藤潤子監訳(2010):看護研究 原理と方法 第2 版.医学書院. ・高木廣文 他:看護研究の読み方・進め方,中山書店. <参考書> ・Pamela J.Brink , Marilynn J.Wood 著:Basic step in planning nursing research (4th ed), 評価方法 テキスト・参考書 Jone and Bartlett. ・P.Benner,P.L.Hooper 他;井上智子 監訳:看護ケアの臨床知,医学書院. その他、適宜授業内に紹介する。 討議には積極的に参加することを望む。 発表するレポートの課題は、A4 用紙2 枚程度のレポートを作成する。 オフィスアワー:水曜17時から18時 E-mail:t-sekine@dokkyomed.ac.jp 履修上の注意 質問への対応 (オフィスアワー・Email)単元主題 授業内容 全体計画、進め方のオリエンテーション 精神看護学に必要な基礎知識を学修するために、研究や論文に関する成書2,3 冊を題材に、院生が主体的に抄読会を開催し、各章ごとに発表・討論を深める。 履修者の関心に沿って、児童思春期を含む精神障害者の 看護に関する文献を検索・精読し、プレゼンテーション のための資料を作成する。 発表の前週までに講読論文を授業参加者全員に配付する。 発表者はクリティークの基準に沿って資料作成し、当日 全員に配付する。 発表者は、授業日にプレゼンテーションし、ディスカッションを行う。 学会、研究会、勉強会へ計画的に参加する。 (2~3回程度) 授業の総括と履修者の研究テーマを明らかにする。 レポートの課題は授業内で提示する。 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 4単位 開講年次 1年次 開講学期 通年 担当者 授業方法 対面のみ 対面のみ 関根 正 石川 純子 対面のみ 対面のみ 対面のみ 1~2 時間 程度

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