獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 113 -科目名・英名 特別研究Ⅱ Research Methodology in Nursing Ⅱ 教員名 *指導教員テーマ参照 演習:60回 演習:文献抄読、ディスカッション、学生によるプレゼンテーション 授業形態 本科目は、「特別研究Ⅰ」に引き続き、2年次の通年科目であり、特別研究の後半として位置づくものである。 本科目の到達目標は、修士論文の完成までとする。その間の研究プロセスとしては、看護研究倫理委員会からの承認を得た後、「特別研究Ⅰ」において作成した研究計画書に基づき、研究実施施設で調査・実践を実施する。調査・実践により得られたデータを整理し、科学的根拠に基づく研究方法に則して分析して結果としてまとめる。結果としてまとめたデータについて、先行研究と比較しながら研究目的に沿って論理的に考察するとともに、研究に係る今後の課題を明確化する。また、一連の研究成果を修士論文として執筆し、完成させる。修士論文完成後は、修士論文審査並びに最終試験を受審する。 科目概要 ション資料を作成する。 看護現象を科学的に分析・評価し、看護学を発展させるための基礎的研究能力の向上を目指して、その授業目的 研究過程の基本を理解する。また、研究成果を修士論文として完成させる。 1.研究計画書に基づき、自らの研究実施施設等での研究調査・実践を遂行する。 2.得られたデータを整理する。 3.科学的手法に基づく研究方法に則って整理したデータを分析する。 4.得られたデータを結果として記述する。 5.先行研究と比較しながら、結果を論理的に考察する。 6.研究に関する限界と今後の課題を明確化する。 7.修士論文を執筆し、完成する。 8.修士論文審査会ならびに最終試験を受審する。 9.修士論文中間発表会要旨およびプレゼンテーション資料を作成する。 到達目標 礒山あけみ 板倉朋世 岩田 昇 金子昌子 小西敏子 ・がん患者の各病期、特に終末期看護に関する研究 小西美樹 ・新生児・乳幼児・学童・思春期の発達段階にある子どもとその家族の看護に関する研究 西連地利己 教員指導テーマ 鈴木珠水 関根 正 ・精神障害者、発達障害者への看護ケアに関する研究、精神科看護師に関する研究 高瀬佳苗 辻 容子 ・高齢者の特徴を捉えた環境調整看護ケアに関する研究 松永保子 丸山良子 宮本雅之 ・睡眠医療(睡眠関連疾患)における看護についての臨床研究 守田孝恵 また、修士論文中間発表会でのプレゼンテーションに向け、修士論文中間発表会要旨とプレゼンテー・女性の健康および妊娠・出産・育児期の母とその家族の健康支援に関する研究 ・助産師基礎教育・助産師専門職教育に関する研究 ・療養環境の中で発生する様々な臭気の中で、排泄物臭や体臭の制御に関する手法の開発を研究課題とし、医療や福祉施設などの療養環境の「におい」に関する研究 ・学校・職域・地域における人々の健康・QOLに関する研究 ・看護研究における測定評価法の開発に関する研究 ・病期(急性期看護、リハビリテーション看護、がん看護、終末期など)過程にある老年患者・家族への看護ケア開発を研究課題とする老年看護学に関する研究及び看護専門職の教育に関する研究 ・循環器疾患の一次予防および介護予防に関する科学的根拠に基づいた健康づくり政策・保健事業の立案および評価のためのエビデンスの創出に係る政策疫学研究 ・その人を取りまく生活環境についての課題、化学物質に敏感な方のセルフケアと予防、療養支援などの研究 ・健康障害と健康行動の関連及び療養者と家族に関する研究。災害の被災者と支援者(保健師を含む)に関する研究。 ・看護ケアの質向上のための看護基礎教育及び継続教育における教育方法と評価、およびクライアントへの教育的支援能力を高めるための教育プログラムの開発・評価に関する研究 ・生体の持つ防御機能を理解し、環境変化に対する生体反応の評価、感染から身体を守る方法や免疫力を高めるための看護アプローチに関する課題を研究 ・地域診断に基づく保健師のPDCA実践活動の方法論と、それに関わる専門職の能力向上を目指した人材育成プログラムの開発に関する研究 科目区分 研究科目 必修・選択 必修 単位数 4単位 開講年次 2年次 開講学期 通年

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