獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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回 日程 1 授 業 計 画 1コマ/30分 - 139 -保健統計学 Health statistics 科目名・英名 教員名 西連地利己 授業形態 因とその交絡状況を包括的に研究して、より良い社会、暮らしに還元する学問」であり、統計学は、「多くのデータを要約し、中に含まれている情報を把握しやすくする手段であると同時に、要約された事実に基づいて、科目概要 別の場面(対象)あるいは将来にどのような結果が得られるかを推定、あるいは予測する学問」である。したがって、疫学と統計学は、車の両輪のような関係であり、さまざまな研究においてはもちろん、日常の業務や生活においても重要な学問である。 授業目的 の考え方を理解する。 到達目標 ータのばらつき、集計、推定、検定、メタアナリシスなどの理論を説明する。 授業外における 事後レポートの作成(課題については授業内で提示する) 学習・時間 評価方法 レポートの成績90%、授業参加度(出席回数)10%とする。 テキスト・参考書 テキスト:講義中に何冊か紹介する。授業資料はその都度配布する。 主体的な取り組みを期待する。 オフィスアワー:水曜日12 時~ 13 時(研究室30) ※事前にアポイントを取ること。 E-mail:tossair@dokkyomed.ac.jp(西連地利己) 履修上の注意 質問への対応 (オフィスアワー・Email) 4/16(火) 疫学の紹介 4/30(火) 疾病頻度の指標 2 5/7(火) 因果関係の要件と研究デザイン 3 5/14(火) 誤差と偏り(バイアス) 4 5/21(火) 関連の指標 5 6 5/28(火) 交絡とその制御方法 7 6/4(火) 統計解析 8 6/11(火) 疫学論文の書き方 対面講義(8コマ)とする。必要に応じてオンラインとのハイブリッド講義やオンデマンド配信を行う。 疫学は、「人間集団を対象として、その健康および健康障害の頻度と分布を明らかにし、それらに関連する要疫学研究デザインの能力を養い、看護現象を科学的に分析・評価し、基礎的研究能力を養うために統計解析看護研究や看護職実務上で必要な統計知識の修得を目標とする。内容としては、データの種類、代表値、デ単元主題 科目区分 必修・選択 授業内容 疫学の概念と歴史を学修する。 有病率、罹患率、致命率、死亡率等の計算方法を学修する。 疫学における因果関係の成立の要件を学修する。また、様々な研究デザインを学修する。 様々な偏り(バイアス)を学修する。 相対危険、寄与危険、寄与危険割合、オッズ比等の計算方法を学修する。 交絡の制御方法について学修する。 統計学的検定の基本的な考え方と項目間の関連を検討する手法を学修する。 疫学論文(観察研究)の書き方を学修する。 共通科目 論文:必修 CNS:自由 担当者 西連地利己 単位数 1単位 開講年次 開講学期 1年次 前期 授業方法 Zoomでの受講可 対面のみ

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