獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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, - 150 -授業外における 学習・時間 感染看護学特論演習Ⅱ(感染管理) Seminar on Infection Control Nursing Ⅱ 科目名・英名 教員名 ◯丸山 良子、西蓮地 利己、藤澤 隆一、齋藤 道子 演習30回:教員による講義とディスカッション(1〜12,21〜28回)教員による短時間の講義あるいは説明授業形態 後、履修学生は課題に基づいたプレゼンテーションとディスカッション(13〜20,29,30回)。 患者の安全を守り、医療の質向上を見据えて、医療施設内で発生するカテーテル血流感染、医療関連肺炎、手術部位感染等の医療関連感染を理解し、感染症看護専門看護師が施設内で行う感染管理の方法を理解する。学生は興味ある事例について対象者の選定、データ収集方法、判定方法など公衆衛生学的知識を基盤にサーベイランスの実際を体験し、臨床現場のニーズを把握し、効果的なフィードバックの方法について理解を深める。 科目概要 患者を医療関連感染から守り、感染症看護専門看護師に必要な対応を行うためのプロセスを学び、必要な看護管理の一環としてのサーベイランスが実施できる基礎的能力を養う。また適切な看護援助を可能にする最新の知見と技術に対する理解を深める。 授業目的 1. 患者の安全確保に必要な感染予防における 感染症看護専門看護師の役割が理解できる。 2. 医療関連感染サーベイランスのプロセスを理解し、実施案が作成できる。 3. 必要なサーベイランスの種類を説明し、実施方法を検討できる。 4. 職業関連感染、感染管理の施設内における感染症看護専門看護師の役割を理解できる。 到達目標 回 1.2 ガイダンス 患者の安全と管理 1 3.4 患者の安全と管理 2 患者の安全と管理 3 5.6 7.8 患者の安全と管理 4 9.10 疫学的知識の基づく医療関連感染 授業 概論 計画 11.12 医療関連感染サーベイランスの方法 13.14 医療関連感染サーベイランスの実施 1 15.16 医療関連感染サーベイランスの実施 2 17.18 医療関連感染サーベイランスの実施3 19.20 医療関連サーベイランスの評価 21.22 職業関連感染予防と感染管理 1 労働安全衛生法、労働衛生法と管理 23.24 職業関連感染予防と感染管理 2 血液・体液曝露時の対応 25.26 職業関連感染予防と感染管理 3 27.28 職業関連感染予防と感染管理 4 結核発生時の対応と健診 29.30 まとめ プレゼンテーションは事前の準備を十分に行うこと。 評価方法 授業への参加度(準備状況、授業での発言、積極性、協調性)(70%)、課題レポート(30%)で総合的に判断する。詳細は最初の授業で説明する。 ① 日本環境感染症学会:感染対策のためのサーベイランス 改訂版 メディカ出版 ② 2023国公立大学付属病院感染対策協議会編:病院感染対策ガイドライン じほう 2020 ③ 坂本史衣著:基礎から学ぶ医療関連感染対策 改訂3版 南江堂 2019 ④ Edward Purssell : Infection Prevention and Control on Healthcare Setting Willy 2023 ⑤ I. Kannan: Essential of Microbiology for Nurse Elseviear 2023 テキスト・参考書 単元主題 授業内容 本科目の学び方 医療施設における安全 医療施設の安全と現状・課題 医療の質向上のプロセス 治療・検査と看護実践における感染予防 職業感染予防と管理体制を考える サーベイランスの目的、目標、種類と特徴 サーベイランスとフィードバックの方法 西連地 利己 中心静脈カテーテル関連血流感染サーベイランス 人工呼吸器関連感染サーベイランス 手術部位感染サーベイランス サーベイランスの結果と効果的なフィードバックの評価方法 インフルエンザ等の医療施設内発生時の対応 医療関連感染・職業感染予防とその感染管理における感染症看護専門看護師の役割について考える 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 丸山 良子 藤澤 隆一 齋藤 道子 丸山 良子 西連地 利己 西連地 利己 西連地 利己 西連地 利己 丸山 良子 齋藤 道子 藤澤 隆一 丸山 良子 藤澤 隆一 丸山 良子 西連地 利己 藤澤 隆一 齋藤 道子 2単位 1年次 開講年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 対面 30分・1コマ

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