・糖尿病網膜症・腎症・神経障害(自律神 4単位 1年次 回 ・糖尿病の病態と病型、診断のための症状、検査を通して、診断基準を理解し、査定に必要な知識を学修する。 ・糖尿病の急性合併症(糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧性高血糖症候群、感染症)の原因、症状、重症度の判定、適切な治療、予防内容の査定を学修する。 - 161 -慢性看護学特論Ⅱ (慢性病者の理解・査定と支援技術) Advanced Lecture of Chronic Illness and Conditions NursingⅡ 科目責任者:鈴木 珠水 科目担当者:薄井 勲(糖尿病専門医、総合内科専門医) 科目名・英名 教員名 授業形態 講義11回、演習:19回 講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション 慢性病者(慢性の病や障がいをもつ人)を対象とした1.包括的査定方法、2.状態の変化に対応した慢性病の科目概要 予防・診断・治療に伴う専門的看護支援、3.病期(急性期、回復期、慢性期、終末期)ごとの支援に関する理論と支援技術について学修する。 「最新の知見と技術を有し、根拠に基づいた高度な看護実践能力」を培うために、慢性病者の理解、査定授業目的 について、学際的な知識を取り入れ、病者の包括的なアセスメントについて学修する。 「最新の知見と技術を有し、根拠に基づいた高度な看護実践能力」を培うために、慢性病者の支援技術について、自分自身の支援技術を評価し、必要な理論や支援方法について学修する。 慢性の病や障がいの査定に必要な医学的診断知識をもとに次のことについて学修する。 1. 慢性病者の①身体面②心理社会面③生活面の査定及びその家族の査定と方法を説明する。 2. 慢性病の包括的査定を説明する。 3. 慢性病の病期(予防期、急性増悪期、慢性期、回復期、終末期)の治療と治療を受ける慢性病者への専到達目標 門的看護支援のための技術を修得する。 【講義】 ガイダンス 【講義】 慢性病者の査定 <例:糖尿病の場合> 【演習】 慢性病者の長期的影響の査定 <例:糖尿病の場合> 1:細小血管障害 2:大血管障害 授業 計画 【演習】 慢性病者の急性増悪・急性期の査定 <例:糖尿病の場合> 4. 慢性病者の治療と治療を受ける慢性病者への専門的看護支援のための技術を修得する。 5. 慢性病者とその家族の倫理的問題と人権の擁護について説明する。 6. 省察的実践を理解し、専門看護師として自己成長する能力を養成する。 7. 慢性病者とその家族に対する、質の高い看護実践を行う専門看護師の基礎的能力を身につける。 1 2-3 4-5 6 志水 太郎(総合診療内科専門医) 須坂洋子、佐藤 佳子、戸沢智也 単元主題 本科目の位置づけと構成、授業の進め方、評価方法についてオリエンテーションを行う。 高度実践看護における慢性病者の理解、査定について学修する。 ・主要な慢性疾患について、主観的(主訴)、客観的(症状)所見、検査(一般的検査、精密検査)などを通して、医学的診断に必要な情報の収集技術(診察技術)と根拠を理解し、看護の査定に必要な知識を学修する。 ・慢性病の病態、診断のための症状、検査を通して、診断基準を理解し、査定に必要な知識を学修する。 ・慢性病の状態の査定方法と程度、治療との関連を学修する。 経、末梢神経)、動脈硬化の査定の方法と程度、治療の関連 ・足病変のある糖尿病患者の事例を用い、適用される治療内容と治癒の予測を査定する技術を学修する。 ・慢性病の急性増悪・急性期の査定方法と治療、合併症のリスクの査定と予防を学習する。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 担当者 鈴木 珠水 志水 太郎 鈴木珠水 薄井 勲 鈴木 珠水 薄井 勲 鈴木 珠水 (総合診療科専門医) (糖尿病専門医, 総合内科専門医) (糖尿病専門医, 総合内科専門医) 開講年次 開講学期 前期 授業方法 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ
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