4単位 1年次 回 ・慢性病者への医療の提供体制(包括的地域診療連携など)を調べ、現状、課題とその対策、専門看護師の役割を検討する。 - 164 -慢性看護学特論Ⅲ (慢性病者に関連する制度と療養環境) 科目名・英名 教員名 講義12回、演習:18回 講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション 授業形態 慢性病者の理解のため慢性疾患管理モデルや病みの軌跡を学修し、医療体制・福祉制度、治療や療養環境および地域支援などの実際を学び、課題を認識し調整していく方策を探索する。慢性病者のウェルネス、自己実現及びQOL向上に向けて、慢性病者の病期毎の特徴とキュア・ケア、補完療法や各サポートを学修し、専門看護師の役割を探求する。 「最新の知見と技術を有し、根拠に基づいた高度な看護実践能力」を培うために、慢性病者の状態に見合った支援をするための制度や体制、及びその人に見合った的確な看護援助・支援が提供できるよう、治療および療養環境整備を学修する。 1. 慢性疾患管理モデル及び病みの軌跡について説明する。 2. 慢性病者に適用される保健医療・福祉の制度や体制の現状と課題をプレゼンテーションする。 3. 慢性病者の自己実現、QOL の向上の観点から、それらの人々に適用される医療・福祉の制度や体制の革科目概要 授業目的 新方策を探求し、履修生のサブスペシャリティー領域の今後のあり方を提言する。 到達目標 外来・地域・居宅・職場)、地域支援の課題について説明する。 して提言する。 り方と専門看護師の役割を探求する。 授業 計画 【講義】 ガイダンス 【講義】 わが国の制度や体制に関わる慢性病者の概要 【講義】 慢性病者と保健医療制度(国内):慢性病者の看護に関連した保健医療制度、診療報酬制度 【演習】 慢性病者と保健医療制度(国内):医療の提供体制と福祉制度 【演習】 慢性病者が活用できる保健医療・福祉制度(海外) Advanced Lecture of Chronic Illness and Conditions Nursing Ⅲ 科目責任者:鈴木 珠水 科目担当者:濱舘 綾子(慢性疾患看護専門看護師、訪問4. 慢性病者の病期(予防期、慢性期、急性増悪期、回復期、終末期)と、それに応じた療養環境(病棟・5. 慢性病者に必要なキュア、ケア、補完代替療法やソーシャルサポート、セルフヘルプグループの活用に関6. 慢性病者の自己実現、QOL の向上、安寧な死の観点から、その人の療養環境および地域支援の今後のあ1 2-3 4-5 6-7 8-9 看護ステーション看護師) 須坂 洋子、佐藤佳子、戸沢智也 単元主題 ・カリキュラムにおける本科目の位置づけと・新しい慢性疾患管理の考え方として、慢性疾患管理モデル及び病みの軌跡につい学修する。 ・慢性病者に対する医療・福祉に関連する政・わが国の慢性病者の有病率、年齢構成等か・慢性病者が保健医療財政に与えている影響・算定となった背景を調べ、現状、課題とその対策(制度・体制)と専門看護師の役割を検討する。 ・慢性病者が利用できる保健医療制度を調・履修者のサブスペシャリティーの病者の診・慢性病者が活用できる福祉制度を調べ、発・海外の慢性者が活用できる保健医療・福祉制度を調べ、我が国の慢性病者が活用できる保健医療・福祉制度との比較を通して、我が国の保健医療・福祉制度や体制の課題とその対策、専門看護師の役割を討議する。 授業内容 構成、授業の進め方、評価方法を説明する。 策について学修する。 ら、その人々の特徴を理解する。 を理解する。 べ、現状、課題とその対策(制度・体制)と専門看護師の役割を検討する。 療報酬制度に関して学びを深める。 表し、現状、課題とその対策(制度・体制)、専門看護師の役割を検討する。 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 開講年次 開講学期 前期 担当者 授業方法 対面のみ 鈴木 珠水 対面のみ 須坂 洋子 対面のみ 対面のみ 戸沢 智也 対面のみ
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