- 208 -(オフィスアワー・Email) クリティカルケア看護学実習Ⅰ(重症集中ケア) 科目名・英名 Advanced Practicum of Critical Care NursingⅠ 迫田典子、梶原絢子、野口貴史、菱沼秀一 (実習指導者)吉田紀子 教員名 授業形態 実習:3週間(135時間) クリティカル期にある対象(患者・家族)に対して高度で専門的な看護を実践するために必要な基礎的な能力を修得する。また急性・重症患者看護専門看護師として必要な倫理的態度を修得する。 科目概要 救命救急センター、集中治療室等で高侵襲な治療を受ける患者を受け持ち、対象(患者・家族)の状態をアセスメントし、看護計画を立案・実施・評価する。実践した援助をケーススタディーにまとめ、実施した援助について考察し課題を明らかにする。 救命救急センター、集中治療室等で高侵襲な治療を受ける対象(患者・家族)の援助について、臨地実習を通して全人的な苦痛を緩和するために必要な、実践・調整・コンサルテーション・教育等の能力を修得する。 1.クリティカル期にある患者の身体的状態について、高度な知識に基づいた看護判断と実践ができる。 2.クリティカル期にある対象(患者・家族)の全人的な苦痛を緩和するために、高度な看護判断に基づく授業目的 看護実践ができる。 3.クリティカル期にある対象(患者・家族)の倫理的な問題を調整し対応することができる。 4.クリティカル期からポストクリティカル期、急性期リハビリテーションにおけるケアの継続性の必要性到達目標 と方法について検討できる。 5.受け持ちとなる対象(患者・家族)を通して高度実践看護師の役割(実践・相談、調整、倫理調整、教育、研究)を実践できる 6.看護職者を含むケア提供者に対して高度実践看護師の役割(相談、調整、倫理調整、教育、研究)ついて実践または検討できる。 事前調整: 1.具体的な実習日程は1 年次前期に実習施設と調整する。 2.実習2~3 週間前に実習指導者に連絡し、実習スケジュールや準備事項等について確認しておく。 実習期間:3 週間、1 時限~4 時限(実習施設の都合に合わせて調整) 実習施設:獨協医科大学病院:集中治療室・急性期病棟 他 実習内容: 1.救命救急センター、集中治療室等で高侵襲治療である手術を受ける患者を受けもち看護を実践する。 2.救命救急センター、集中治療室等で実施されている高侵襲治療および看護の実際を学ぶ。 3.救命救急センター、集中治療室等で高侵襲治療を援助する看護師及びケア提供者に対して相談・調整・教育について検討することができる。 授業計画 4.救命救急センター、集中治療室等で高侵襲治療でのチーム医療について学ぶ。 *必要時、入院前後の外来で受け持ち患者の全人的なアセスメントを行い、看護計画の立案・実践の効果判定を行う。 カンファレンス: カンファレンス日程は、教員、実習指導者と連絡し、調整すること。 1.中間カンファレンスは、2 週間目末に開催し、学修の進捗状況、今後の課題のプレゼンテーションと教員、指導者を含めたディスカッションを行う。 2.最終カンファレンスは、実習最終日に開催し、学修成果、今後の課題のプレゼンテーションと教員、指導者を含めたディスカッションを行う。 3.適宜、指導者と振り返りを行い、疑問等を解決する。また、学修成果や課題を明確にする。 授業外における クリティカルケア看護学特論Ⅰ~Ⅲ、クリティカルケア特論演習Ⅰ~Ⅳの復習。 実習前には十分に事前学習を行うこと。 学習・時間 実習目的・目標の達成度について、評価基準に基づき評価する。 ・実習目的・目標達成度(50%) ・記録、レポート(25%) ・カンファレンスでのプレゼンテーション(15%) ・実習準備、実習態度(10%) テキスト:指定なし、クリティカルケア看護学特論およびクリティカルケア特論演習で使用したテキスト。評価方法 テキスト・参考書 参考書 :指定なし、クリティカルケア看護学特論およびクリティカルケア特論演習で使用した参考書。 実習は、事前調整を含めて主体的に進めること。 学修を深めるため積極的にカンファレンスを活用すること 急性重症患者看護専門看護師を目指す研究科生としての課題を明確にすること。 履修上の注意 質問への対応 オリエンテーションで提示する。 適宜紹介する。 適宜紹介する。 科目区分 専門科目 必修・選択 選択 単位数 3単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 実習中2 時間
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