- 210 -(オフィスアワー・Email) クリティカルケア看護学実習Ⅲ(役割開発) Advanced Practicum of Critical Care NursingⅢ 科目名・英名 迫田典子、梶原絢子、野口貴史、菱沼秀一 (実習指導者)多田昌代 教員名 授業形態 実習:4週間(180時間) 関東県内の拠点病院での実習を通して、その地域のクリティカル期にある対象(患者・家族)へのケアの現状と課題について考察する。 科目概要 他施設における急性・重症患者看護専門看護師の役割について理解を深め、地域の特性に応じた急性・重症患者に対する具体的な援助を実践する能力を修得する。 他地域・施設における急性・重症患者看護専門看護師の役割について臨地実習を通して理解を深かめる。 急性・重症患者専門看護師としての将来像を明確し検討する。 授業目的 1.他地域のクリティカル期にある対象(患者・家族)の現状と疾病・外傷の特徴と課題について検討することができる。 2.他地域における急性・重症患者看護専門看護師の役割について検討できる。 3.施設間・地域社会との連携より、チーム医療・多職種連携における急性・重症患者看護専門看護師の役割と実践方法について説明できる。 4.クリティカル期にある対象(患者・家族)の全人的なアセスメントについて、高度な知識に基づいた看護判断と実践ができる。 5.自己の将来像について検討することができる。 事前調整: 1.具体的な実習日程は1 年次前期に実習施設と調整する。 2.実習2~3 週間前に実習指導者に連絡し、実習スケジュールや準備事項等について確認しておく。 実習期間:4週間、1 時限~4 時限(実習施設の都合に合わせて調整) 実習施設:小田原市立病院 救命救急センター(救急科)他 実習内容: 1.臨地実習指導者の指導のもとで、急性期病棟・集中治療室・救命救急センターでクリティカルな状態である対象(患者・家族)を受けもち看護を実践する。 2.他地域のクリティカルな期にある対象(患者・家族)の特徴・急性・重症患者看護専門看護師の役割についてカンファレンスを行う。 3.傷病者が救急医療施設到着まで、また退院・転院までの施設間・職種間の連携方法について見学を行い、チーム医療・多職種連携における急性・重症患者看護専門看護師の役割と実践方法についてレポートまとめる。 カンファレンス: カンファレンス日程は、教員、実習指導者と連絡し、調整すること。 1.中間カンファレンスは、 2週間目末に開催し、学修の進捗状況、今後の課題のプレゼンテーションと教員、指導者を含めたディスカッションを行う。 2.最終カンファレンスは、実習最終日に開催し、学修成果、今後の課題のプレゼンテーションと教員、指導者を含めたディスカッションを行う。 3.適宜、指導者と振り返りを行い、疑問等を解決する。また、学修成果や課題を明確にする。 到達目標 授業計画 授業外における クリティカルケア看護学特論Ⅰ~Ⅲ、クリティカルケア看護学特論演習Ⅰ~Ⅳの復習。 実習前には十分に事前学習を行うこと。 学習・時間 実習目的・目標の達成度について、評価基準に基づき評価する。 ・実習目的・目標達成度(50%) ・記録、レポート(25%) ・カンファレンスでのプレゼンテーション(15%) ・実習準備、実習態度(10%) 評価方法 テキスト:指定なし、クリティカルケア看護学特論およびクリティカルケア看護学特論演習で使用したテテキスト・参考書 参考書 :指定なし、クリティカルケア看護学特論およびクリティカルケア看護学特論演習で使用した参実習は、事前調整を含めて主体的に進めること。 学修を深めるため積極的にカンファレンスを活用すること 急性重症患者看護専門看護師を目指す研究科生としての課題を明確にすること。 履修上の注意 オリエンテーションで提示する。 質問への対応 キスト。適宜紹介する。 考書。 適宜紹介する。 科目区分 専門科目 必修・選択 選択 単位数 4単位 開講年次 2年次 開講学期 前期 実習中2 時間
元のページ ../index.html#212