- 220 -老年看護学演習Ⅰ(老年急性期看護) 科目名・英名 Seminar on Gerontological Nursing Ⅰ (Critical care for elderly people ) 教員名 金子 昌子、仙田 順子 授業形態 講義:3回、演習27回 講義:教員からの講義 演習:フィールドワーク、プレゼンテーション 急性期医療を受ける複雑な健康障害をもつ老年者及び家族について理解を深め、複雑な看護問題を分析する視点と看護介入について探究する。さらに具体的な事例を通して、倫理上の課題や急性期医療に伴う看護上の課題を解決するための方法を学ぶ。さらに高度看護専門職者としての役割について探究する。特に治療環境下における輸液や鎮静剤の適性投与を、老年者のQOLの視点からとらえ、治療過程におけるキュアとケアの統合を図る、老年看護実践について探究する。 科目概要 急性期にある高齢者と家族が抱える複雑な問題に焦点をあて、介入の実査を通して、看護介入方法につ授業目的 いて学修する。 専門分野における最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力を養う。 1.生命の危機的状態にある老年者のフィジカルアセスメントと輸液や鎮静剤の適性投与、鎮静に伴う倫理的課題等、急性期医療上の課題を明らかにする。 2.生命の維持・回復をはかるとともに、安全で安心な環境と安楽で老年者の強みを引き出す、キュアとケアを統合した老年急性期看護を探究する。 3.熱傷・外傷・手術を受ける老年者のイムノコンプロマイズドホストの感染症と看護ケアについて説明する。 到達目標 4.身体拘束や睡眠薬の処方、意志決定などの倫理的課題に焦点をあて、キュアとケアを統合した認知症高齢者の急性期看護について探究する。 5.入院初期から退院・在宅移行への計画を立案し、社会資源・サポート体制の構築と専門看護師の役割を説明する。 6.急性期医療環境下で老年者の安全で安心な療養環境を提供するための、医療専門職者の連携や倫理、適切な人員配置などの看護管理及び課題と対応策を理解し、老年看護専門看護師の実践上の課題と自己の課題を明確化する。 回 オリエンテーション 1 急性期治療を受ける老年者のおかれている状況 2 授業 計画 老年者の生体防御と看護 3-4 急性期医療を受ける老年者と家族への看護 5-7 フィールドワーク:事例検討及び文献的考察、プレゼンテーション 8-15 単元主題 じる看護問題へ対応し、スムーズに退院・在宅移行を支援することが、老年者のその後の生活の質に影響を及ぼすことを説明し、老年急性期看護について探究する。本科目の目的・目標及び評価方法について説明する。特に、高度医療環境下において安全かつ安楽、安心な、老年者の強みを引き出す看護介入及び生活環境調整に焦点をあてる。 セスメントと輸液や鎮静剤の適性投与、鎮静に伴う倫理的課題等、急性期医療上の課題を文献から明らかにする。生命の維持・回復をはかるとともに、安全で安心な環境と安楽で老年者の強みを引き出す、キュアとケアを統合した老年急性期看護を探究する。 プロマイズドホストの感染症と看護ケアについて理解する。 中治療環境下での意思決定及び危機への対処、廃退や二次障害を防ぐ、安全、安楽、安心で老年者の強みを引き出す、キュアとケアを統合した老年者急性期看護を、事例への看護理論の活用及び文献的考察を通して探究する。さらに入院初期から退院・在宅移行への計画を立案し、社会資源・サポート体制の構築と専門看護師の役割を探究する。 療を受ける老年者と家族への看護」の単元で既修した学修内容を実際の事例を通して確認し、臨床上の課題を明確にする。 1.救急搬送され集中治療室へ入院した老年者とそ授業内容 急性期治療を受ける老年者の、治療環境下で生生命の危機的状態にある老年者のフィジカルア熱傷・外傷・手術を受ける老年者のイムノコン危機的状態にある老年者とその家族の救急・集目的:「老年者の生体防御と看護」「急性期医の家族へのキュアとケアの実際を学ぶ。 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 Zoomでの 受講可 金子 昌子 対面のみ 金子 昌子 仙田 順子 Zoomでの 受講可 金子 昌子 対面のみ
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