- 226 -1.高度先進医療施設(二次・三次救急医療機関)実習 自治医科大学附属病院の概要と地域の中での果たす役割及び ICU、救急部等の実習関連部署のオリエンテーションを受け、実習計画を立案する。 専門看護師の活動の実際及び役割を、実際の活動に同行し理解を深める。 ・受け持ち老年者の病状、今後の治療方針について、カルテから情報収集し、医師の説明を受ける。 1 週目 ・受け持ち老年者及び家族の状況、療養環境をアセスメントし、医学的問題、看護問題を明らかにし、解決するために診断・検査・治療の一部を含む看護を考える。 ・治療の一部を含む看護実践を開始し、より老年者に適した看護を検討する。 ・第1 回 中間面接 教員と面接を行い、看護問題、看護の方向性、自己の課題について検討する。 急性期治療を受ける老年者と家族を受け持ち、看護過程を展開する。受け持ち老年者は、緊急入院から退院までの過程を通して看護を実践する。必要な指導は重症・集中患者看護専門看護師及び老年看護学領域の専任教員から指導を受ける。 ・看護計画提出する(2 週目初日)。 ・キュアとケアが統合された看護計画にもとづき、治療の一部及び看護を実施する。 ・中間カンファレンスを行う。 実習指導者、医師、教員とカンファレンスを行い、看護問題、目標、看護計画の適切性、必要な調整、倫理調整について、アドバイスを受ける。 ・看護計画の修正 ・キュアとケアが統合された看護計画の修正案を提出 2、3 週目 修正した看護計画にもとづき治療の一部及び看護を実施する。 ・第2 回 中間面接 教員と面接を行い、自己の課題について検討する。 ・キュアとケアが統合された看護計画の修正案にもとづき、看護実践を行う。 ・必要に応じて、療養環境の調整を行う。 ・受け持ち老年者またはその他の老年者について、調整、倫理的調整を行う。 ・まとめのカンファレンス 実習指導者、医師、教員とカンファレンスを行い、実施した治療を含む看護の評価を発表し、アドバイスを受ける。 授業 計画 ・実習での学びを振り返り、思考の整理・統合を行う。 ・評価面接 学習目標の達成度を評価する。 ・今後の自己の課題を明確にし、その解決のために必要な方法を考える。 2.地域中核医療施設(二次救急医療機関)実習 ・教員からのオリエンテーション、必要に応じて、実習施設との実習調整を行う。 ・実習施設についてオリエンテーションを受ける。 ・附属施設である訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所についてオリエンテーションを受ける。 ・受け持ち老年者の病状、今後の治療方針について、カルテから情報収集し、医師の説明を受ける。 ・受け持ち老年者及び家族の状況、療養環境をアセスメントし、医学的問題、看護問題を明らかにし、解決するために診断・検査・治療の一部を含むキュアとケアを統合した看護を考える。 1 週目 ・治療の一部を含む看護実践を開始し、より老年者に適した看護を検討する。 ・実習病棟を中心に、看護職の急性期にある認知症をもつ老年者に関する教育ニーズを把握する。 ・第1 回 中間面接 教員と面接を行い、看護問題、看護の方向性、自己の課題、実習施設の看護職に対する教育の実施テーマについて検討する。 看護計画提出する(2 週目初日) ・キュアとケアを統合した看護計画にもとづき、治療の一部及び看護を実施する。 ・中間カンファレンスを行う。 実習指導者、医師、教員とカンファレンスを行い、看護問題、目標、看護計画の適切性、必要な調整、倫理調整について、アドバイスを受ける。 2 週目 ・看護計画の修正 ・キュアとケアを統合した看護計画の修正案を提出 修正した看護計画にもとづき治療の一部及び看護を実施する。 ・第2 回 中間面接 教員と面接を行い、自己の課題について検討する。 担当者 金子 昌子 金子 昌子 金子 昌子 金子 昌子
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