Ⅱ .実習内容 - 229 -(オフィスアワー・Email) 認知症専門病院実習 Ⅰ.実習方法 1.対象:施設に入院している複雑で解決困難な課題を抱える認知症高齢者とその家族 2.実習時期:2 年生前期5-7 月 3.実習期間:3 週間以上。履修生の目標到達度により実習期間を延長する。 4.実習時間:原則として8:45 より16:00 5.実習場所:和光病院 1.受け持ち老年者と家族への実践 1)複雑で困難な課題を持つ認知症高齢者を1〜2 名受け持ち、老年者や家族に生じてい 2)受け持ち老年者と家族の望みを考慮した目標設定、老年者の持つ力を引き出せるよう 2 2.調整 1)受け持ち老年者への看護計画を多職種との連携やサービス活用を含めて立案する。 2)チームで実施できるように職員との意思統一、意見交換を行う場を設定してプランを 3.相談、教育 4.倫理調整 受け持ち老年者を中心に、老年者ケアにかかわる倫理的問題を確認し、職員間の葛藤や 家族の葛藤に対する支援を行う。 5.専門看護師の役割と課題、自己の課題の明確化 スーパービジョンを受けながら、自己の専門性を発展させ、専門看護師としての自己の 課題を明確にする。 授業内容に関する文献を検討し、プレゼンテーションの準備をして授業に臨むこと。 授業外における 学習・時間 実習目標の達成度60%、プレゼンテーション10%、課題レポート30% 受け持った事例の看護実践および、専門看護師の役割と自己の課題についてのレポートを課題レポートとする。 評価方法 テキスト・参考書 適宜紹介する。 履修上の注意 実習計画を立案し、課題を明確化して臨む。 質問への対応 オフィスアワー:原則として毎週水曜 E-mail:s-kaneko@dokkyomed.ac.jp 12 時10 分~13 時にて対応いたします。 る課題を、専門知識を用いて包括的にアセスメントする。 な計画立案、実践を行う。 共有した実施評価を行う。 老年者を取り巻く環境を整える視点を持ち、病棟全体のマネジメント、チームケアの質の向上に向けた相談、教育の実際を、実習指導者の実践の見学と参加を通して学習する。 金子 昌子 1 コマ/30 分
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