3―4 5-6 7-8 対面 (遠隔可) - 233 -在宅看護学特論Ⅱ(在宅療養者の治療とアセスメント) Advanced Lecture of Home Care Nursing Ⅱ 科目名・英名 教員名 甲州 優、月永 洋介、榎原 剛、武田 美和 講義:教員からの講義・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 授業形態 医療的管理を要する在宅でよく見受けられる疾患の診断のプロセス、検査方法、治療法、薬物療法、処置等について学修する。また、医師との協働など、キュアとケアを統合した高度実践看護について学修する。 これらを踏まえ、在宅療養者とその家族の健康と生活に活用できる家族アセスメント、セルフケア能力アセスメント、生活環境アセスメントを実践するために有用な基礎理論やアセスメントモデル、介入技術について学修するとともに、在宅療養支援のアセスメントについて学修する。 科目概要 在宅看護において必要とされるキュアとケアを統合した高度実践看護の技術、在宅でよく見受けられる疾患の診断のプロセス、検査方法、治療法、薬物療法、処置や医療機器、在宅緩和ケア、ペインコントロールについて学修する。また、包括的アセスメント、アセスメントモデルについて学修する。 授業目的 1. 呼吸管理や輸液管理、疼痛コントロール、経管栄養など医療的ケアを要する在宅でよく見受けられる疾患の診断のプロセス、検査方法、治療法、薬物療法、処置等について説明できる。 2. 医療的ケアに関わる医療機器の操作と管理方法について説明できる。 3. 医療的ケアを要する在宅療養者に対するキュアとケアを統合した高度実践看護の技術について説明できる。 到達目標 4.在宅療養者および家族の健康と生活に活用できる家族アセスメント、セルフケア能力アセスメント、生活環境アセスメントを実践するために有用な基礎理論やモデルについて説明できる。 5.身体情報の把握、心理・社会的問題の解決あるいは家族ケアや家族の生活力量形成のアセスメントにどのような理論やアセスメントモデルが適しているのか、どのような介入技術が有効か説明できる。 6.在宅療養者および家族のQOLやストレス、介護負担感、在宅看護に対する満足感やケアニーズなど在宅療養支援のアセスメントについて説明できる。 回 【講義】在宅における医療的ケア ①医療的ケアを要する対象の理解 1 【講義】在宅医療の現状 2 【講義】医療的管理を要する在宅療養者の疾患の理解 ①循環器疾患・脳血管疾患 授業 計画 【講義】医療的管理を要する在宅療養者の疾患の理解 ②呼吸器疾患・神経難病系疾患 【講義】医療的管理を要する在宅療養者の疾患の理解 ③消化器疾患 単元主題 授業内容 ②医療的ケアを要する対象へのキュアとケア ③在宅における医療的ケアの選択と意思決定 ①在宅医療を支える制度 ②在宅医療に関わる診療報酬 ③在宅医療の課題と今後のあり方 ①在宅でよく見受けられる循環器疾患の診断プロセス、検査方法、薬物療法、処置等の理解 ・心不全・不整脈・高血圧 ②在宅でよく見受けられる脳血管疾患の診断プロセス、検査方法、薬物療法、処置等の理解 ・脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血等後遺症 ③症状に合わせた治療の選択とそのプロセス ④補助人工心臓操作と管理方法 ①在宅でよく見受けられる呼吸器疾患・神経難病系疾患の診断プロセス、検査方法、薬物療法、処置等の理解 ・COPD、肺がん、睡眠時無呼吸症候群 ・ALS・多系統萎縮症・パーキンソン病 ②症状に合わせた治療の選択とそのプロセス ③HOT、HMV、在宅NPPVの操作と管理法 ①在宅でよく見受けられる消化器疾患の診断プロセス、検査方法、薬物療法、処置等の理解 ・大腸がん・直腸がん ②症状に合わせた治療の選択とそのプロセス ③人工肛門の操作と管理法 ④在宅経管栄養の操作と管理法 ⑤在宅中心静脈栄養とポート及びカテーテル管理法 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 4単位 1年次 開講年次 開講学期 前期 担当者 授業方法 対面 甲州 優 (遠隔可) 月永 洋介 榎原 剛 対面 (遠隔可) 榎原 剛 対面 (遠隔可) 月水 洋介 対面 (遠隔可)
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