獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
243/444

1 授業授業計画 ■■■■■- 241 -在宅看護学特論演習Ⅱ(終末期ケアに関する看護) Seminar on Home Care Nursing Ⅱ 科目名・英名 教員名 甲州 優、武田 美和 授業形態 講義:教員からの講義・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 終末期にある在宅療養者に対して、経過時期別に応じたニーズを把握し、エビデンスに基づいたキュアとケアを統合した看護について学修する。また、緩和ケアによりQOLの向上および家族サポートに関する看護について学修する。さらに、家族看護に関連する理論やモデルを踏まえ、終末期の在宅療養者の家族が抱える課題をアセスメントし在宅看護における家族支援のあり方について学修する。 科目概要 授業目的 終末期における、経過時期別の的確なニーズの把握、エビデンスに基づいたキュアとケアを統合した看護実践について学修する。また緩和ケアによるQOLの向上および家族サポートに関するケアについて学修する。 1.終末期における経過時期別の的確なニーズの把握、エビデンスに基づいたキュアとケアを統合した看護について説明できる。 到達目標 2.緩和ケアによるQOLの向上および家族サポートに関する看護について説明できる。 3.終末期の療養者の家族看護に関連する理論やモデルを活用して、終末期の在宅療養者の家族に対する看護について説明できる。 回 【講義】終末期にある療養者・家族の医療と生活① 【演習】終末期にある療養者・家族の医療と生活② 2 【演習】終末期にある療養者・家族の医療と生活③ 3 【演習】終末期の経過時期① ①終末期の諸段階のとらえ方 4 【演習】終末期の経過時期② ①終末期中期の身体症状の変化 5 【演習】終末期の経過時期③ ①終末期後期~死亡時(臨死期)の身体状況6 単元主題 授業内容 ①在宅における終末期ケアの現状と課題 ②エンドオブライフケアの背景 ③高齢者におけるエンドオフライフケア ④がんおよび非がんのエンドオブライフケア ⑤QOLの考え方とアセスメントの視点 ⑦エンドオブライフケアにおける痛みの定義と全人的苦痛 ⑧痛みに影響する因子 終末期にある療養者・家族の医療と生活に関する現状と課題のプレゼンテーション・ディスカッション ①アドバンスケア・プランニングの現状と課題 ②授業内容に関する受講生の臨床経験を踏まえ、アドバンスケア・プランニングの現状と課題、解決策案についてのプレゼンテーション・ディスカッション ②疾病と死への軌跡の理解 ③がんと非がんの終末期における療養者の特徴とニーズ ④終末期前期~中期、中期~後期(臨死期)の各段階の身体状況の変化と家族の心理状況(悲嘆のプロセス含む) ⑤終末期前期における高度実践看護師の役割に関するプレゼンテーション・ディスカッション ②治療抵抗性と治療の選択 ③身体症状に応じた看護の実践 ④家族の心理状況に応じた看護ケア ⑤終末期中期における高度実践看護師の役割に関するプレゼンテーション・ディスカッション の変化 ②臨死期にある療養者の家族への看護 ③家族へのグリーフケア ④臨死期における高度実践看護師の役割に関するプレゼンテーション・ディスカッション 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 1年次 開講年次 開講学期 後期 担当者 対面 甲州 優 (遠隔可) 甲州 優 対面のみ 甲州 優 対面のみ 甲州 優 対面のみ 甲州 優 対面のみ 甲州 優 対面のみ

元のページ  ../index.html#243

このブックを見る