獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 255 -精神看護学特論Ⅲ(診断と治療) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing Ⅲ 教員名 関根 正、内田 幸介 講義・演習(講義13回、演習2回) 講義:教員からの講義・文献抄読 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 精神科領域で行われる診断基準や臨床検査等に基づいた診断および治療のプロセスについての理解を深授業形態 め、臨床的推論能力を養う。また、薬物療法に関する理論や作用機序、心理社会的療法に関する基本的技法について理解を深め、対象に応じた適切な治療を選択するプロセスと治療に関する知識と技法を修得する。さらに、事例の分析を通して、精神看護の専門看護師としてエビデンスに基づいて適切な治療技法を選択する能力を養う。 精神科領域における診断と治療について理解を深め、診断に基づいた適切な治療技法を見出すことができる。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 1.精神科領域における診断に必要な事柄を理解し、患者の病態について説明する。 科目概要 授業目的 2.診断を行うための面接技法について説明する。 3.薬物療法や心理社会的療法等の治療法について理解し、病態に応じた治療法を選択するプロセスについ て説明する。 到達目標 4.向精神薬の種類と生体内での作用機序について説明する。 5.向精神薬の臨床効果と有害作用について説明する。 6.心理社会的療法の概要と理論について説明す。 7.心理社会的療法の適応と基本的技法について説明できる。 8.専門看護師として、精神疾患のより適切な治療法について検討できる。 回 治療技法-薬物療法(1) 1 治療技法-薬物療法(2) 2 治療技法-薬物療法(3) 3 治療技法-薬物療法(4) 4 診断と治療のプロセス(1) 統合失調症について理解し、診断と治療のプロセ5 診断と治療のプロセス(2) 気分障害について理解し、診断と治療のプロセス6 診断と治療のプロセス(3) 発達障害について理解し、診断と治療のプロセス7 授業 計画 診断と治療のプロセス(4) 摂食障害、パーソナリティ障害について理解し、8 診断と治療のプロセス(5) 認知症について理解し、診断と治療のプロセスに9 治療技法-心理社会的療法(1) 10 11 治療技法-心理社会的療法(2) 治療技法-心理社会的療法(3) 12 13 治療技法-心理社会的療法(4) 診断と治療のまとめ(1) 14 15 診断と治療のまとめ(2) 単元主題 授業内容 向精神薬の薬物動態について理解し、臨床効果と有害作用について学修する。 向精神薬の薬物動態について理解し、臨床効果と有害作用について学修する。 抗精神病薬の理論と作用機序について学修する。 向精神薬(抗うつ薬、気分安定薬、抗不安薬)の理論と作用機序について学修する。 スについて学修する。 について学修する。 について学修する。 診断と治療のプロセスについて学修する。 ついて学修する。 心理社会的療法の概要と理論について学修する。 支持的および集団精神療法の概要と技法について学修する。 作業療法の概要と技法について学修する。 包括型地域生活支援プログラム(ACT)の概要と技法について学修する。 事例(うつ病患者)の事例を基に、必要な診断と治療についてまとめ、プレゼンテーションする。 事例(摂食障害患者)の事例を基に、必要な診断と治療についてまとめ、プレゼンテーションす科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 内田 幸介 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 関根 正 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面のみ 対面のみ

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