獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 257 - 精神看護学特論Ⅳ(精神看護理論) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing Ⅳ 教員名 関根 正 講義・演習(講義13回、演習2回) 講義:教員からの講義・文献抄読 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 精神科領域における健康や生活機能、社会的機能の評価について、心身相関の視点からの査定に活用でき授業形態 る看護理論に関する理解を深め、対象者を包括的に査定する能力を養う。また、査定に基づいた看護介入の計画する能力を養う。査定に関しては、セルフケア理論、対人関係理論、発達理論、家族理論、ストレ科目概要 ス・適応理論、ナラティヴ・アプローチ等の精神看護の分野で活用されている諸理論やアセスメントツールに関する理解を深め、事例の分析を通して対象者の精神機能や生活機能、社会的機能を査定する能力および看護介入を展開する能力を養う。 授業目的 精神看護において重要な看護理論について理解を深め、活用方法が説明できる。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 1. 精神看護で活用される諸理論について説明できる。 2. 精神看護で活用される諸理論に基づいて対象の精神機能、生活機能、社会的機能を包括的に査定できる。 到達目標 3. 査定に基づいて、心身相関の視点をふまえた看護介入について計画できる。 4. 対象者の査定や看護介入に関する他領域の理論と比較し、精神看護における理論基盤について説明できる。回 精神看護における理論 1 セルフケア理論と活用方法 セルフケア理論(オレム・アンダーウッド)につ2 セルフケア理論に基づいた 査定 対人関係理論と活用方法 3 4 対人関係理論に基づいた査定 対人関係理論に基づいて、事例(不安状態にある5 6 発達理論の理解と活用方法 発達理論(エリクソン、フロイト)について理解発達理論に基づいた査定 7 授業 計画 8 ストレス・適応理論の理解と活用方法 ストレス・適応理論に基づいた査定 ストレングスモデルの理解と活用方法 ストレングスモデルに基づいた査定 ナラティヴ・アプローチの理解と活用方法 ナラティヴ・アプローチに基づいた査定 9 10 11 12 13 14 精神看護理論のまとめ(1) 事例(統合失調症患者)の査定と看護介入を展開精神看護理論のまとめ(2) 事例(統合失調症患者)の査定と看護介入の展開15 14-15 回目の講義に向けてレポートを作成すること。 授業外における授業外学修は、配付資料を基に講義内容を整理すること。 学習・時間 単元主題 授業内容 精神看護における理論の必要性について理解し、理論基盤について学修する。 いて理解し、活用方法について学修する。 セルフケア理論に基づいて事例(統合失調症患者)を査定し、看護計画を立案する。 対人関係理論(ペプロウ、トラベルビー)について理解し、活用方法について学修する。 患者)を査定し、看護計画を立案する。 し、活用方法について理解する。 発達理論に基づいて事例(摂食障害患者)を査定し、看護計画を立案する。 ストレス・適応理論を理解し、活用方法を学修する。 ストレス・適応理論に基づいて事例(統合失調症患者)を査定し、看護計画を立案する。 ストレングスモデルを理解し、活用方法を学修する。 ストレングスモデルに基づいて事例(気分障害患者)を査定し、看護計画を立案する。 ナラティヴ・アプローチについて理解し、活用方法を学修する。 ナラティヴ・アプローチに基づいて事例(統合失調症患者及び家族)を査定し、看護計画を立案する。 し、プレゼンテーションする。 し、プレゼンテーションする。 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 1年次 開講学期 前期 担当者 授業方法 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 関根 正 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面のみ 対面のみ 1時間程度

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