獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 263 -精神看護学特論Ⅶ(児童・思春期精神看護) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing Ⅶ 教員名 関根 正、佐々木 佑架 講義・演習(講義13回、演習2回) 講義:教員からの講義・文献抄読 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 児童思春期にある精神疾患患者の特徴を踏まえた上で、精神機能や身体機能および社会機能、QOL を評授業形態 価する能力を養う。また、児童思春期にある精神疾患患者への薬物療法や心理社会的療法等の治療および看護、および、家族支援についての現状についての理解を深め、退院から地域生活における社会資源の活科目概要 用を含めた地域生活支援について検討する能力を養う。さらに、児童思春期にある精神疾患患者のQOL 向上を目指した看護についての検討を通して、看護のあり方と専門看護師としての役割と機能について自分の考えを持ち、精神看護専門看護師として児童思春期にある精神疾患患者への卓越した看護を実践する能力を養う。 児童思春期精神看護の専門看護師として、児童思春期精神疾患患者に対してケアとキュアを融合した高授業目的 度な看護実践を展開するために必要な知識と方法を修得する。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 1. 文献講読により児童思春期に代表的な精神疾患への看護に関する動向を理解し、看護の現状と課題を説明できる。 2. 児童思春期精神疾患患者の特徴を論理的にまとめて述べることができる。 3. 児童思春期精神疾患の特徴を踏まえ患者の精神機能、身体機能、社会機能、QOL を評価できる。 4. 児童思春期精神疾患患者の家族機能の評価と看護について説明できる。 5. 児童思春期精神疾患患者への治療技法と看護について説明できる。 6. 児童思春期精神疾患患者への退院支援と多職種連携について説明できる。 7. 児童思春期精神疾患患者への地域生活支援として社会資源の活用を含めたケアマネジメントについて説到達目標 明できる。 8. 児童思春期精神疾患患者への看護のあり方について自分の考えを述べることができる。 9. 児童思春期精神疾患患者への看護における精神看護専門看護師としての役割と機能について自分の考えを述べることができる。 回 1 児童思春期の精神疾患と看護の動向 退院に向けた支援と多職種連携 2 児童思春期精神疾患患者の評価(1) 3 児童思春期精神疾患患者の評価(2) 4 授業 計画 児童思春期精神疾患患者をもつ家族の看護 LGBT をもつ児童思春期精神疾患患者への看護 児童虐待を受けた児童思春期精神疾患患者への看護 精神療法を受ける児童思春期精神疾患患者への看護 心理教育を受ける児童思春期精神疾患患者への看護 5 6 7 8 9 作業療法・生活技能訓練を受ける児童思春期精神疾患患者への看護 10 単元主題 児童思春期に代表的な精神疾患について理解し、看護の動向について学修する。 児童思春期精神疾患患者の退院および地域生活に向けた支援と多職種・多機関調整・連携について学修する。 児童思春期精神疾患患者の精神機能、身体機能、社会機能、QOL を理解し、評価について学修する。 児童思春期精神疾患患者の精神機能、身体機能、社会機能、QOL を理解し、評価について学修する。 児童思春期精神疾患患者をもつ家族への看護(家族教育、家族調整)について学修する。 LGBT をもつ児童思春期精神疾患患者への看護について学修する。 児童虐待を受けた児童思春期精神疾患患者への看護について学修する。 精神療法の目的と技法について理解し、患者への看護について学修する。 心理教育(服薬教育、症状自己管理教育)の目的と技法について理解し、患者への看護について学修する。 作業療法・生活技能訓練の目的と技法について理解し、患者への看護について学修する。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 関 根 正 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可)

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