- 270 -精神看護学実習Ⅱ(役割機能とコーディネーション) 科目名・英名 Advanced Practicum of Psychiatric and Mental Health Nursing Ⅱ 関根 正、石川 純子 実習指導者)佐々木 佑架 教員名 授業形態 実習 本実習は基礎分野、ならびに精神看護学特論I~Ⅴ及び特論Ⅵを基に、CNS の役割と機能を学修し、専門看護師としての素養と実践能力の基礎を養う。コーディネーションについては、ケースマネジメントをはじめ、治療や援助が円滑に進むための調整のアセスメントや方法の実際を学修する。 科目概要 授業目的 専門看護師が医療施設で担っている実践・教育・相談・調整・研究・倫理調整の役割と機能を学修する。 専門分野における最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力を修得する。 1. 大学病院におけるCNS の役割と機能について参加観察を行う。。 2. 各自の関心テーマに基づいて、独自に実習の焦点を定め、それに基づいて実習中に参加観察を行う。 到達目標 実習施設 獨協医科大学埼玉医療センター 実習期間 2 週間、1 時限~4 時限 事前調整: 1.具体的な実習日程は1年次後半頃に決定する。 2.実習前2~3 週間前に病院指導者にメールで連絡し、実習期間のスケジュールや準備事項等について確認してお く。 実習内容: 1.CNS の役割と機能について、病院 CNS からオリエンテーションを受け、CNS の活動に同行し、相談・調整・教育実習内容 などのCNS の役割と機能について参加観察を通して学習する。 2.1 日の終わりに、CNS とカンファレンスを実施し、その活動の意図について検討する。カンファレンス: カンファレンスの開催日程は、早めに教員に連絡し調整すること。 1.中間カンファレンス 1 週間目末に開催し、実習の進捗状況の報告を行う。 2.最終カンファレンスにおいて、CNS の役割と機能について学習したことを発表し、ディスカッションを通して、学 びを共有する。その際、学生は交代で司会を実施する。その他、各自の実習の焦点に合わせ、学びを発表し、実習全体の学びを相互に共有する。 授業外における 実習目標に沿った実習目標の作成、日々の実習のまとめ、カンファレンスのための準備 学習・時間 評価方法 実習計画の作成(15%)実習態度(10%)実習成果の発表(15%)実習目標の達成度(60%) 【参考書】 武藤教志(2021):他科に誇れる精神科看護の専門技術メンタルステータスイグザミネーションVol.1第2テキスト・参考書 版,精神看護出版. 武藤教志(2021):他科に誇れる精神科看護の専門技術メンタルステータスイグザミネーションVol.2第2版,精神看護出版. 井部俊子他(2015):専門看護師の思考と実践.医学書院. 加藤温他:病態・治療論12精神疾患.南江堂. 野末聖香他(2004):リエゾン精神看護 患者ケアとナース支援のために.医歯薬出版. 平井元子(2013):身体疾患患者の精神看護―リエゾンナースへの相談事例に学ぶ.へるす出版. 履修上の注意 学修目的・課題意識を明確に持ち、主体的に進めること。 質問への対応 (オフィスアワー・Email) オフィスアワー:学内実習日の17時から18 時 Email:t-sekine@dokkyomed.ac.jp(E-mailは随時受けつける) 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 2年次 開講学期 前期 実習中2 時間
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