- 320 -生体機能ケア特論 科目名・英名 (Science of Nursing Care) 教員名 丸山良子、宮本雅之、河野かおり 講義:11回 、演習:4回 授業形態 講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション 看護の対象となる人々が、自らの生活習慣を見直し、健康な日常生活を送るために必要な看護ケア開発に向けて、生体機能に影響を及ぼす自律神経活動や循環動態、炎症・免疫反応、血管内皮の評価方法、さらに神経障害や睡眠障害の理解並びに専門領域における研究遂行上の研究倫理や倫理的配慮についての理解を深め、看護ケアに係る課題を探究するとともにエビデンスについて探究する。 本科目は、DP2・DP4と直結しており、関連が強い。 (丸山良子/5回) 呼吸・循環機能及び炎症反応等の生体情報から看護の対象となる人々の健康状態、現行の看護ケア効果を検証し、エビデンスに基づく、対象に必要な新規的な看護ケアを探究する。 科目概要 (宮本雅之/4回) 神経学、睡眠学の臨床学的知見をもとに看護の対象となる人々の健康を守り、症状緩和をめざす看護ケア開発に向けたエビデンスについて探究する。 (河野かおり/4回) 疾患として捉えにくい冷え性等の症状にある対象者の自律神経活動、血流評価をもとに症状の緩和に向けてエビデンスに基づく新規的看護ケアを探究する。 (丸山良子・宮本雅之・河野かおり/2回)(共同) 看護の対象となる人々の現状の看護ケアを見直し、新たなケア方法を見出すことのできる研究を遂行するために必要な生理学、睡眠学、神経学の最新知見に焦点を当て研究の問題点や方向性を探究する。 科学的根拠に基づく看護ケア開発をめざす研究遂行に必要な生体指標の評価法、その基礎的な情報、最新知授業目的 見、トピックスについての講義、文献購読、演習等を通して、生体機能に影響を及ぼす自律神経活動、循環動態、神経、睡眠障害、冷え性などの症状に関する理解を深め、研究課題を見出す。 1.生体機能評価の知識について説明できる。 2.自律神経活動、循環動態、神経障害、睡眠障害や冷えなどに関する自らの関心について説明できる。 到達目標 3.自律神経活動、循環動態、神経障害、睡眠障害や冷えなどに関する看護ケアのエビデンスを説明できる。 4.自律神経活動、循環動態、神経障害、睡眠障害や冷えなどに関する看護ケアの課題を説明できる。 5.新たな看護ケアについて提案できる。 回 1 【講義】生体機能ケア特論の概要 授業 内容 【講義】生体のホメオスタシ2 スと看護ケア 3 【講義】生体機能の評価法(1) 単元主題 授業内容 ・生体機能ケア特論の学び方を理解する 本科目における講義の進め方、当該領域の 文献検索方法、演習の参加方法、ディスカ ッション、プレゼンテーションに必要な準 備とその方法について説明する。 ・生体機能と看護ケアの関連を理解する 生体の持つホメオスタシスの破綻と病態、 症状緩和を目指す看護ケアについて ・生体情報の評価と看護ケアの理解 環境が生体に及ぼす影響を自律神経、循環 動態、炎症反応から評価する方法を学ぶ。 科目区分 専門 必修・選択 選択 教員名 丸山 良子 宮本 雅之 河野かおり 丸山 良子 丸山 良子 単位数 2単位 開講年次 1年次 開講学期 前期 授業方法 対面 対面 対面
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