獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 331 -1.地域包括ケアシステム構築における在宅療養者を含む地域住民の健康課題を説明できる。 2.地域包括ケアシステムの中で求められるケアシステム・制度および地域在宅看護実践に関連する理論概念を説明できる。 3.地域で生活する高齢者、母子、難病、障害児者などが自分らしく生活することができるための地域在宅ケ到達目標 アシステム・制度について理解し、現状と課題を明確にすることができる。 4.地域在宅看護提供システムの今日的課題を国内外の文献をクリティークし説明できる。 5.社会の動向を見据え地域包括ケアシステムのなかで機能する地域在宅看護実践の方略を説明できる。 6.地域在宅看護分野における看護実践のあり方について教育・研究的な視点から検討することができる 7.人々の健康生活に寄与できる創造的看護アプローチを展望できる。 回 【講義】地域ケアシステムの概1 念 【講義】母子とその家族を取り2 巻く現状と課題 【講義】母子とその家族の健康3 を高めるためのケアシステムの検討① 【講義】母子とその家族の健康4 を高めるためのケアシステムの検討② 【講義】セルフケアを促す介入5 研究の効果検証 授業 内容 【講義】成人期にある潜在的健6 康リスクの高い地域住民の意識・行動変容と介入評価 【講義】セルフケアを促す生活7 習慣病予防プログラムの開発 8 【講義】在宅看取りを推進するケアシステムの構築 【講義】終末期にある療養者と9 家族を支援するケアシステムの構築 【講義】在宅終末期ケアに関わ10 る訪問看護師のケアの質向上 単元主題 授業内容 システムおよび健康の概念 、地域ケアシステムの理念について理解する。具体的には母子、成人期、終末期、それらを推進する人材育成などのケアシステムを対象とする。 母子と家族を取り巻く現状や課題を整理し、母子と家族のための包括支援強化に向けたシステムのありようについて議論する。 現行の母子とその家族(第2子)に対するケアシステムの研究をレビューし、より良い母子と家族のためのケアシステムを議論する。 現行の母子とその家族(祖父母)に対するケアシステムの研究をレビューし、より良い母子と家族のためのケアシステムを検討する。 成人期においてセルフケアを促すために効果検証されてきた介入研究および評価指標を概観し、「個」の生活の質と健康度を向上するための方策について地域ケアシステムの観点からレビューする。 放置すると発症リスクが高まる食事・運動・喫煙・飲酒等のライフスタイルと地域特性、保健事業の介入評価のあり方について国内外の研究を文献レビューする。 保健事業としてセルフケア向上のために介入評価された生活習慣病予防プログラムを分析し、実践活動に資する研究方法を検討する。 在宅終末期ケアに関する社会的要請と研究動向を概観し、在宅看取りを支えるケアシステムの構築を議論する。 終末期にある療養者や家族の在宅支援に関する国内外の研究をレビューし、最期まで在宅で支援するためのケアシステムの構築を議論する。 在宅終末期ケアに関わる訪問看護師の実践に関連する研究をレビューし、その知見から教員名 守田 孝恵 礒山あけみ 高瀬 佳苗 甲州 優 礒山あけみ 礒山あけみ 礒山あけみ 高瀬 佳苗 高瀬 佳苗 高瀬 佳苗 甲州 優 甲州 優 甲州 優 授業方法 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面 原則として 対面

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