獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 75 -基盤・機能看護学演習Ⅱ(療養環境・看護技術) 科目名・英名 Seminar on Basic Nursing Ⅱ(Medical treatment environment and Nursing art and science) 教員名 板倉 朋世、河野 かおり 授業形態 講義:1回 演習:52回 調査:4回 実験:3回 講義:教員による講義 演習:ディスカッション、学生によるプレゼンテーション、調査、実験 関心のある領域やテーマに関する文献を多数かつ丁寧に読解することで、①研究成果を実践に活用できること、②その領域やテーマに関する最新の知見を得ること、③研究テーマを見いだすこと、などのメリットがある。これらのいずれも専門家として備えるべき要件である。 本科目では、文献を構造的に解読するための基礎的な能力を養うことを目的とする。具体的には、学生の関科目概要 心に沿って、テーマを選択履修し、グループ別に授業を進める。また、研修会、研究会、学会等へも参加する。 ここでは、療養環境における「におい」(排泄に伴う尿臭・便臭、体臭、食事のにおい、アロマ等)の成分分析・特性・心身への影響、病状への影響に関するテーマと、自律神経活動、皮膚温、皮膚血流量を用いて看護技術がもたらす生理学的効果に関するテーマを対象とし検討する。 看護現象を科学的に分析・評価し、看護学を発展させるための基礎的研究能力に関する知識・技能・態度を修得する。 授業目的 環境調整技術・看護技術に関する国内外の文献講読を通して、最新の知見を得るとともに、文献の読解・クリティークの方法、研究課題の焦点化やデータ収集・分析の方法について説明する。また、環境調整技術・看護技術の現状と課題について、その検証方法を実践し、看護技術の科学的根拠を説明する。 到達目標 回 ガイダンス 1 国内における環境調整技術に関する現状と課題 2-5 海外における療養環境の問題 6-10 課題発表 11 医療施設における療養環境の課題① 文献講読から明らかになった医療施設に12-14 15-18 医療施設における療養環境の課題② 実態調査の実施 授業 計画 高齢者施設・在宅における療養環境の課題① 19・20 21・22 高齢者施設・在宅における療養環境の課題② 快適な療養環境創出にむけた実験的検証 実験結果のデータ分析・考察 23・24 25-27 実験結果の発表準備 28・29 実験結果の発表 30・31 研究課題の焦点化 32-35 単元主題 科目区分 必修・選択 本科目の進め方 文献検索とクリティーク文献カードの作成 文献の講読とクリティーク プレゼンテーションとディスカッション 海外文献の講読とクリティーク プレゼンテーションとディスカッション 第10 回までのクリティークの結果から、国内と海外における療養環境の問題を比較しプレゼンテーションする。 おける療養環境の課題を調査する。 調査施設の選定と依頼、調査準備 文献講読から明らかになった医療施設における療養環境の課題を調査する。 調査施設の選定と依頼、調査準備 実態調査の実施 実験の実施 調査データ・分析データのまとめ 調査結果をまとめる 調査結果の発表とレポート提出 自らの研究課題をどのように焦点化するのかディスカッションし明らかにする。 専門科目 選択 授業内容 単位数 4単位 開講年次 1年次 開講学期 通年 担当者 授業方法 講義 Zoomでの 受講可 演習 Zoomでの 受講可 演習 Zoomでの 受講可 演習 Zoomでの 受講可 演習 対面のみ 調査 対面のみ 板倉 朋世 河野かおり 演習 対面のみ 調査 対面のみ 実験 対面のみ 演習 Zoomでの 受講可 演習 Zoomでの 受講可 演習 Zoomでの 受講可 演習 Zoomでの 受講可

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