- 79 -授業外における テキスト・参考書 女性健康看護学特論 科目名・英名 Advanced topics in Women’s Health Nursing 教員名 礒山 あけみ 授業形態 講義40%(6コマ)演習60%(9コマ) 現代のヘルスケアシステムには、生涯を通した女性、子ども、パートナー及び家族のオプティマルヘルスとウェルネスの推進に向けた健康支援が求められている。ウィメンズヘルスは、女性の生涯にわたる健康および健康課題を、生物学的・社会的・政策的・経済的側面から包括的に捉える概念である。本科目では、これらウィメンズヘルスの概念や歴史的背景などを学ぶ。また、ジェンダーや性役割などを含む心理社会的要因を配慮したウィメンズヘルスについて学ぶ。 科目概要 リプロダクティブヘルス・ライツは、持続可能な開発目標 (SDGs)において重要な達成目標のひと つであることから、看護専門職として、健康支援の方略や役割について探求する。 ウィメンズヘルスやリプロダクティブヘルス・ライツの概念、歴史的背景、国際的動向、基礎理論の理解を深め、ライフスパンにおける健康課題を理解し、生涯を通した女性、子ども、パートナー及び家族のオプティマルヘルスとウェルネスの推進に向けたエビデンスにもとづく健康支援の方略について探求する。 授業目的 1.ウィメンズヘルス、リプロダクティブヘルス・ライツの理念と歴史的背景および国際的動向を理解し説明できる。 2.ウィメンズヘルスに関する基礎理論を説明できる。 3.諸外国及び我が国のウィメンズヘルスに関する課題について説明できる。 4.女性のライフスパンにおける健康課題について説明できる。 5.事例について、健康課題を分析し、オプティマルヘルスとウェルネスの推進に向けたエビデンスにも 到達目標 とづく健康支援の方略を説明できる。 回 オリエンテーション、リプロダクティブヘルス・ライツ 1 2 諸外国および我が国におけるウィメンズヘルス① テーマに関する講義及びプレゼンテーションと3 諸外国および我が国におけるウィメンズヘルス② ディスカッション 4 女性および母子の健康支援のための基礎理論 5 女性・母子の健康支援のサービスの仕組みや政策 6 ライフスパンにおける健康① 思春期から成人期初期の女性 授業 計画 7 ライフスパンにける健康②中年期の女性 8 ライフスパンにおける健康③ 更年期・老年期の女性 9 特別な集団にある女性(LGBTQ,貧困,障がい) 10 ウェルネスの促進①運動と栄養 11 ウェルネスの促進②オーラルケア 12 ウェルネスの促進③レジリエンス 13 ウェルネスの促進④セルフケア 14 事例検討① 15 事例検討② 各自が分担するユニットを担当し、国内外の関連資料・文献を選択して予習して、発表前にレジメをゼミ参加者に配付し、学習目標に沿った事前学習の資料を全員が作成して出席すること。 学習・時間 評価方法 参加度(授業への主体性と積極性) 30% 課題レポート(理解度とレポート内容及び完成度) 70% (参考書) エレン・F・オルシャンスキー編著(2017)ウィメンズヘルスとウェルネス、ゆう書房 その他、参考文献および資料を適宜提示する。 履修上の注意 ゼミ形式で行う。第1回のゼミで、各学生が関心のある論文を選択して発表する順番・日程を決定する。 質問への対応 (オフィスアワー・Email) 授業時に提示する。 単元主題 授業の進め方、評価方法のガイダンス 課題提示 事例に関する健康課題の分析と健康支援の方略についてプレゼンテーション、レポート作成 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 授業内容 礒山 あけみ 2単位 開講年次 1・2年次 開講学期 前期 担当者 授業方法 Zoom受講可 Zoom受講可 Zoom受講可 Zoom受講可 Zoom受講可 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 1 コマ/30 分
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