獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 92 -精神看護学特論 mental health - psychiatric nursing 科目名・英名 教員名 関根 正 講義・演習(講義13回、演習2回) 講義:教員からの講義・文献抄読 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 授業形態 精神保健医療における障がい者の生活に関連する事柄を専門的知識や理論を用いて総合的にアセスメントする。看護が障がい者の療養や在宅の生活に与える影響を理解し、問題解決に向けた適切な障がい者支援のための技能を習得することができるようにする。また、精神保健医療の現状を踏まえ、精神保健医療施策や支援システムにおける看護の在り方を探究する。 科目概要 精神保健医療福祉に関する最新の知見と、根拠に基づいた高度な技術を修得する。 保健医療福祉チームにおいて、総合的に看護ケアをマネジメントする管理能力を有する。 授業目的 1.精神看護実践の基盤となる理論を説明する。 2.精神保健医療福祉制度について説明する。 3.DSM に基づき、主な精神疾患の診断と病態について説明する。 4.困難例について、問題解決法を用いて改善策を説明する。 到達目標 回 1 ガイダンス 2 精神看護理論① 3 精神看護理論② 4 精神看護理論③ 5 精神看護理論④ 授業 計画 6 集団心理と集団行動 7 精神疾患の診断と病態① DSM 精神疾患の診断と病態② 依存 精神保健医療の現状と課題① 法制度と歴史的変遷 8 9 10 精神保健医療の現状と課題② 11 精神保健医療の現状と課題③ 12-15 演習 授業外における 12-15 回目の講義に向けて、レポートを作成すること。 授業外学修は、1時間程度、配付資料を基に講義内容を整理すること。 学習・時間 講義への出席状況、レポートの内容を考慮して総合的に評価を決定する。 講義への参加状況(60%)レポート(40%) 評価方法 テキスト・参考書 適宜提示する。 講義形式の授業にも積極的に、ディスカッションに参加することを望む。 発表する各領域の対応困難事例は、A4 用紙2 枚程度のレポートを作成する。 履修上の注意 質問への対応 (オフィスアワー・Email)オフィスアワー:水曜日17時から18時 E-mail:t-sekine@dokkyomed.ac.jp 単元主題 全体計画、進め方のオリエンテーション 授業内容 トラベルビーの看護論を紹介し、人間関係の前提となる基本的な考えを理解する。 人間関係の看護論(ペプロウ)を紹介し、患者-看護師関係の前提となる基本的な考えを理解する。 セルフケアの看護論(オレム・アンダーウッド)を紹介し、セルフケアモデルを用いた看護過程の応用的視点を理解する。 精神分析(フロイト)、成長発達理論(エリクソン)を紹介し、成長発達の前提となる基本的な考えを理解する。 集団における心理について概観し、集団行動の前提となる基本的な考えを理解する。 精神障害の診断を紹介し、精神看護への応用的視点を理解する。 依存について概観し、人間関係の病理の前提となる基本的な考えを理解する。 精神保健福祉法の変遷について概観し、精神医療の課題への応用的視点を理解する。 精神医療の診療報酬について概観し、精神医療の課題への応用的視点を理解する。 地域移行、地域包括的ケアについて精神医療の課題への応用的視点を理解する。 それぞれが課題についてのプレゼンテーションを行い、ディスカッションする。 事前学習:発表する各領域の対応困難事例のレポートを作成する。 科目区分 専門科目 必修・選択 選択 単位数 2単位 開講年次 1・2年次 開講学期 前期 担当者 授業方法 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 関根 正 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面 (ZOOM可) 対面のみ 1 時間

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