獨協医科大学看護学部 令和3年度学生生活のしおり
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教育理念・教育目標を受け以下のような方針に基づきカリキュラムを編成・運営している。<本カリキュラムの構成>本カリキュラムは、「人間」「健康」「看護」「環境」「学習(教育)」の5つの概念で構成する。「人間」は発達の側面から、「健康」は全ての健康レベルの側面から、「環境」は生活の場の側面から、それぞれ「看護」を捉える。また、「学習(教育)」は専門職としてのキャリア発達の基盤として捉える。人間は、成長・発達を続ける身体・心理・社会的側面を持った統合体として理解し、健康の維持増進期から終末期にいたる健康レベルと多様な看護提供の場における看護実践能力を修得できるように、〈基礎科目〉〈専門基礎科目〉〈専門科目〉を系統的・段階的に配置する。<科目および領域の区分>1)…<基礎科目>では、人間の理解に重点を置くために、[人間と文化][人間と環境][人間と社会][人間と言語]の4領域を置く。さらに、大学教育における学び方を修得し、キャリア発達の基盤にするために[アカデミックスキル]の領域を置く。2)…<専門基礎科目>では、健康な生活を支える社会と医療のしくみと看護の対象を総合的に理解する基盤となるよう、[社会と医療のしくみ][生命と発達]の領域を置く。また、健康障害とその治療を理解する基盤として[健康障害と治療]の領域を置く。3)…<専門科目>では、看護学の基盤となる考え方や援助方法についての科学的根拠を学ぶために、[看護の基盤となる科目][看護実践を支える科目]の領域を置く。さらに、知識・技術・態度の統合を図り看護実践能力を育成するために[看護実践科目]の領域、多様なキャリア発達の可能性を涵養するために[看護の統合と発展]の領域を置く。<ディプロマポリシーに基づいた科目の配置>1)…豊かな感性と倫理観に基づく看護を実践するために、<基礎科目>の[人-…4…-カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)

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