獨協医科大学看護学部 令和3年度学生生活のしおり
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規程近年、学生全般の基本的な生活能力の低下や常識の未習得といった指摘がある中で、看護学生として相応しくない言動をする学生(アンプロフェッショナルな学生)への教育・指導の重要性が求められている。本学においても、学生生活全般に亘り、学生の行動を広く観察し、このままでは将来、社会人として、看護職者として従事する上で、明らかに不適切と考えられる学生の情報を、学生指導・教育に携わる者が共有することが必要である。客観的な情報の収集と指導体制を構築することにより、当該学生の社会性や倫理性に関して再教育を行い、看護学生として相応しい行動を取ることができるように改善を図ることを目的とする。一般的に、看護学生として相応しくない言動をする学生。また、明らかに常識が欠如していて、社会性や倫理性に問題があり、将来看護職者として、保健・医療・福祉や教育・研究に関わることが相応しくないと考えられる学生。看護学臨地実習においては、学生の行動を臨地で観察していて、特に医療安全及び倫理の面から、このままでは将来、専門職者として看護の対象者に関わらせることが出来ないと考えられる学生。将来、当該学生が社会人として、看護職者として従事する上で、明らかに不適切と思われる態度や行動が見られた場合、関係教職員がその事例について所定の様式により報告する。その際に、直接自身で観察した情報と間接的に得た情報とを可能な限り区別すること。なお、本報告は、講義・演習科目や各科目の評価(合否判定)とは独立して運用する。従って、講義・演習・実習科目の評価は合格としながらも本報告の該当となる-…147…-令和3年4月1日…制定1.アンプロフェッショナルな学生の報告の趣旨2.アンプロフェッショナルな学生の定義3.アンプロフェッショナルな学生に係る報告制度の創設獨協医科大学におけるアンプロフェッショナルな看護学生への対応に係る取扱要領

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