3.風水害(台風)の場合 1) 風水害(台風)発生に備えて ・周辺地域の過去の災害や、被災の危険度について確認しておく。 ・排水溝(下水溝)のゴミや泥を取り除き、水はけを良くする。 ・屋根、外壁、窓ガラス、ブロック塀などは普段から点検しておき、不備な箇所は補修す る。 ・避難経路、避難場所を確認しておく。 ・非常持出物品の確認と準備をしておく。 2) 風水害(台風)の危険が迫ったら ・テレビやラジオで最新の正確な気象情報、洪水情報等の災害情報を把握する。 ・大学構内、自宅周辺、屋上等の飛散の危険が高いものは、室内に取り込む。看板やサッ カーゴール等倒れやすい危険な物はあらかじめ倒しておく。または屋内に取り込む。 ・浸水の危険性がある地区では、特に地下室等は危険であり、水圧でドアが開かなくなり 閉じこめられることもあるので注意する。 ・重要な物や、危険物はできるだけ安全な場所に移動する。 ・ドアや窓は厳重に閉め、風雨の弱い方向に避難口を確保する。 ・避難は早めに行い、特別な指示がない限り自動車は使用しない。特に指示があった場合 は、その指示に従う。 ・避難の際は、倒木、看板の落下、水没した道路等でのマンホールの蓋の外れ等に注意す る。 ・授業が臨時休講になるか否か、「獨協医科大学看護学部における災害等発生時の授業等 の取り扱い要領」を確認する。 3) 被災後の安全確認 ・速やかに障害物の除去など被災後の片づけを行い、必要に応じ応急処理を講じる。 ・施設に異常が認められる場合には、専門家による応急危険度調査などを実施し、安全 性の確認を行うため、大学内の場合は、庶務学生課又は守衛室に伝える。 ・浸水等により施設内が汚染された場合には、清掃に加え、防疫薬剤の散布など衛生管 理が必要なため、大学内の場合は、庶務学生課又は守衛室に伝える。 ・電気、ガス、水道などのインフラ設備の機能・安全性を確認する。特に、電気系統に 浸水被害がある場合には、専門業者による点検で安全を確認するまでは、通電、作動 を行わないように注意する。ガス、水道も同様に配管の漏れ点検調査後に使用する。 ・灯油や薬品など危険物の漏れ出しがないか確認する。 4) 被災した施設の早期復旧に向けて ・被害状況を調査・確認し、確認後、写真等の資料とともに現状を記録しておく。 ・被害の拡大や二次災害の危険がないよう、危険個所の発見に努めるとともに、状況に 応じて安全措置を講じる。 6 -…228…-
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