獨協医科大学附属看護専門学校 令和5年度学生生活のしおり
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る。4.看護の発展や質の向上に向けて、主体的学修能力を身につける。5.国際的視野を持つことができる。- 5 -Ⅰ. 教育理念 建学の精神に則り、患者及びその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される看護師を育成する。Ⅱ. 教育目的 豊かな人間性を備えた、看護実践能力のある看護師を育成する。Ⅲ. 教育目標1. 専門職業人としての倫理観を備えた看護師になることができる。2. 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる。3. 保健・医療・福祉チームの一員として協働できるように、看護の役割と責任について理解できⅣ. ディプロマポリシー1.専門職業人としての倫理観に基づく看護を実践できる。2.看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる。3.保健・医療・福祉チームの一員として、看護の役割と責任をもって協働できる。4.看護の発展や質の向上に貢献できるよう主体的学修能力を身につけることができる。5.国際的視野を持ち看護を実践できる。Ⅴ. カリキュラムポリシー 教育理念・教育目標を受け以下のような方針に基づきカリキュラムを編成・運営している。1.カリキュラムの構成 本カリキュラムは、「人間」「健康」「環境」「看護」「学習」の5つの概念で構成する。「人間」は、身体的・精神的・社会的・文化的に統合された統一体であり、恒常性と自然治癒力をもちながら成長・発達し続ける存在である。また、基本的欲求や学習する力を持つ、個々の尊厳が守られるべき自立した存在である。「健康」は、最良な状態から死に至るまでの連続的・流動的に変化する健康レベルにおいて、持てる力を発揮し、自己実現を目指すために必要な人間の基本的権利である。「環境」は、生体の恒常性を保つ内部環境と人間にかかわる自然環境や社会環境などの外的環境があり、外的環境は人の暮らしや人の内部環境に大きく影響を与える。「看護」は、あらゆる健康レベルや発達段階にある個人・家族・集団・地域社会を対象として、人間の持てる力を活用し、生命力の消耗を最小にするように、生活過程を整え、その人らしく生を全うできるよう支援することである。「学習」は、知識・技術・態度を獲得しようとする行動とその過程であり、個人が学習体験を意味づけ、その経験を積み重ねることで成長につながるととらえた。 そして、看護の実践的・専門的職業教育を通して人間形成をするとともに、多様化・国際化の進む社会の中で、臨床看護実践を科学的・論理的に遂行する能力、看護の発展と質の向上に貢献できる基礎的能力を修得できるように、〈基礎分野〉〈専門基礎分野〉〈専門分野〉を系統的・段階的に配置する。

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