令和元年度 獨協医科大学日光医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 8 43 50 46 150 329 715 1052 917 305
I 定義
①集計期間に退院した患者さんの年齢階級別(10歳刻み)患者数です。
②年齢は、入院した時点で集計しています。
Ⅱ 解説
幅広い年齢層の患者さんが受信されていますが、70歳代が一番多く全体の約3割弱を占めています。60歳以上の患者の割合が全体の約8割強であり、地域社会の高齢化を反映しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病なし85歳未満 7 28.86 13.72 0.00 55.57
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし85歳未満 6 22.17 10.84 0.00 57.50
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病なし85歳未満 6 26.17 14.1 0.00 56.17
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 副傷病なし 6 5.67 6.24 0.00 64.00
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 6 17.33 12.58 0.00 64.50
糖尿病の入院にあたり、合併症精査、糖尿病教育等を積極的に行っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 56 7.46 4.85 1.79 68.00
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 36 3.08 2.63 0.00 71.36
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 33 3.27 4.40 0.00 61.58
060040xx99x61x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病あり 31 4.29 7.45 0.00 76.84
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 28 4.64 4.36 0.00 65.68
悪性腫瘍の術後化学療法は外科で行っており、大腸癌や胃癌の多くの症例に対して治療を行っていること、また、胆のう疾患や大腸ポリープについても治療を行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 68 37.78 25.94 61.76 82.85
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 48 29.58 19.40 47.92 83.98
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 34 11.94 5.54 2.94 64.88
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 20 29.90 20.74 45.00 82.75
070370xx97xxxx 脊椎骨粗鬆症 その他の手術あり 19 25.00 23.71 42.11 81.16
骨粗鬆症を基盤とする大腿骨近位部(頚部・転子部)骨折例が多く、これらの骨折に対して観血的骨折整復内固定術や人工骨頭置換術を多数施行しています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 9 5.56 4.67 0.00 66.44
080250xx971xxx 褥瘡潰瘍 手術あり 手術・処置等1あり 7 55.29 61.86 28.57 68.71
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 3 5.00 3.10 0.00 68.67
140190xx97xxxx 小耳症・耳介異常・外耳道閉鎖 手術あり 3 4.67 12.77 0.00 5.33
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 3 5.67 5.26 0.00 45.33
腫瘍の摘出術を最も多く行っています。
その他褥瘡や眼瞼下垂、顔面骨骨折などの顔面外傷に対する手術も行っています。
耳介形成異常などの小児先天疾患は主に獨協医科大学病院からの紹介を受けて当センターで手術を行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 34 2.15 2.78 0.00 66.68
180040xx97x1xx 手術・処置等の合併症 手術あり 手術・処置等21あり 14 10.71 32.87 7.14 74.57
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 7 2.86 8.48 14.29 74.86
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 5 10.20 11.75 0.00 74.20
130090xx97x0xx 貧血(その他) 手術あり 手術・処置等2なし 3 11.33 10.49 0.00 96.00
当科では、心臓・血管外科のうち、血管疾患を主に担当しています。動脈疾患(動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、頸動脈狭窄症など)の治療を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 29 22.10 16.13 13.79 77.41
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 13 26.85 16.16 15.38 71.85
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 12 24.33 7.10 0.00 51.67
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 11 32.73 17.72 9.09 72.45
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 8 7.00 5.01 0.00 73.38
脳梗塞、パーキンソン病、非外傷性頭蓋内血腫の症例を中心に多く治療を行っている状態です。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし 16 2.50 2.49 0.00 72.63
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 10 7.60 7.07 0.00 67.80
110060xx01x0xx 腎盂・尿管の悪性腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 3 12.33 13.00 0.00 79.00
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 2 12.50 10.65 0.00 68.00
110080xx9903xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 2 17.50 14.52 0.00 66.00
尿を作り、これをためて体の外に出す働きに関係のある臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)の疾患や男性だけにある精巣(睾丸)、精巣上体(副睾丸)、精管、精嚢、陰茎、前立腺の疾患、さらに副腎、後腹膜の疾患の診断、治療全般を行っています。
今後も増加するがん治療に関しては手術療法のみならず、チーム医療で進行がんの際でも早期から緩和医療を取り入れ、最新の集学的治療で日常生活を損なわず、患者さんがほかに抱えている病気や年齢などの状態を考慮したきめ細かい治療を行います。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 39 2.00 2.03 0.00 61.23
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 37.20 20.84 20.00 82.00
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 20 30.75 18.84 0.00 77.90
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 13 26.08 14.62 7.69 79.54
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROP スコア2 13 41.62 15.17 0.00 83.92
誤嚥性肺炎、間質性肺炎については、抗菌薬を使用して治療を行っています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 138 4.34 3.01 2.17 68.03
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 94 2.00 2.03 0.00 67.71
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 93 23.17 17.71 8.60 85.00
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 67 5.84 4.40 2.99 69.06
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 49 17.08 10.80 2.04 82.57
当センターは地域の中核病院で、循環器の救急に力を入れているので、急性冠症候群や重症心不全が数多く入院します。重症な心不全例はどうしても長期入院になってしまいます。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー 手術・処置等2なし 8 13.88 12.50 0.00 82.63
070430xx99xxxx 神経異栄養症、骨成長障害、骨障害(その他) 手術なし 3 16.00 13.85 0.00 46.00
160990xx99x0xx 多部位外傷 手術なし 手術・処置等2なし 2 12.50 17.22 0.00 62.00
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 1 10.00 6.25 0.00 69.00
070343xx99x21x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病あり 1 11.00 11.88 0.00 75.00
①CRPS(複合性局所疼痛症候群)に対し、胸部・腰部交感神経ブロックを実施しています。
②帯状疱疹後神経痛に対し神経ブロックを実施しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 75 11.75 9.79 4.00 77.75
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 70 3.16 2.63 0.00 68.53
060060xx99x30x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 30 3.27 7.31 0.00 63.10
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 16 9.50 7.65 0.00 73.88
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 14.53 10.49 0.00 67.20
胆管炎については、抗血栓薬(血液サラサラの薬)内服中の患者さんと高齢者が多いため在院期間が長めです。大腸ポリープは、患者さんの年齢層を考え下剤内服を入院してから施行しているため、2泊3日の入院期間としています。胆のう、肝外胆管の悪性腫瘍については、より患者さんに負担が掛からない超音波内視鏡を使って組織を採取する方法を採用したり、胆管ドレナージを行い速やかに退院となっています。憩室炎などは高齢者が多いため、慎重に経過をみています。出血を伴う胃・十二指腸潰瘍は抗血栓薬内服中の患者さんが多く、薬によって出血が止まりにくいため潰瘍の治療に時間が必要となり、抗血栓薬を再開した後も慎重に経過を見ているため在院日数が長くなっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 19 12 23 52 2 11 1 7,8
大腸癌 3 25 25 118 10 29 1 7,8
乳癌 0 5 4 0 0 5 1 7,8
肺癌 5 0 0 19 4 3 1 7,8
肝癌 0 2 1 4 2 1 1 7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
I 定義
①集計期間中に退院した患者さんが対象で、実患者数を集計しています。期間中に同じ患者さんが同じがんで入退院を繰り返しても1件と数えます。
②「初発」の病期分類は、UICC病期分類に基づいたものです。
③集計期間中に「初発」として集計されたものは「再発」には集計しません。
④病気分類が確定される前に亡くなられた場合等は、病期分類は「不明」となります。
⑤医療資源を最も投入した傷病名が疑い病名も集計しています。
Ⅱ 解説
患者数としては、大腸癌が最も多くなっています。次いで胃癌、肺癌の順となっています。
当センターは内視鏡的治療、腹腔鏡的治療、手術、抗癌剤治療など患者さんに合わせた治療法を選択し総合的に管理しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 13.67 59.25
中等症 81 23.53 80.10
重症 28 21.68 85.96
超重症 11 41.91 85.18
不明 0 0.00 0.00
Ⅰ 定義
①集計期間に退院した患者さんを対象にしています。
②この集計での成人とは15歳以上の患者さんを指します。
③市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
④入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が『肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(DPCコード040080)』であるものが対象です。※インフ
 ルエンザ等のウイルス性肺炎(DPCコード040070)、誤嚥性肺炎(DPCコード040081)は対象外。
⑤重症度は、日本呼吸器学会による「市中肺炎ガイドライン」の重症度システム(A-DROP)に基づき分類しました。これは血中尿酸窒素、動脈血三都飽和度
 等の7つの因子をそれぞれ評価し、判定するものです。因子に一つでも不明があると、重症度は不明となります。
Ⅱ 解説
症例数では中等症の割合が最も多く全体の約6割を占めており、平均在院日数では超重症の区分が最も長くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 78 26.26 77.05 23.17
その他 4 56.75 83.50 3.66
Ⅰ 定義
①集計期間中に退院した患者さんを対象としています。
②医療資源を最も投入した傷病のICD10がI63$である症例を集計しており、ICD-10とは『国際疾病分類・第10回修正版』のことであって、死亡や疾病のデータの体系的な分析・解析及び比較を行うためにWHO(世界保健機関)により1990年に採択された国際基準です。
Ⅱ 解説
当センターでは、全体の8割を超える症例について、発症から3日以内に治療を開始しています。迅速に治療を開始することで早期離床に繋がり、早期にリハビリテーションを開始することが出来ます。また、その後の回復期の医療機関への転医を考慮し回復期のリハビリテーションへスムーズに移行することにより、発症後のADL(日常生活動作)障害が軽減されます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 53 1.68 4.42 1.89 67.77
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 46 0.50 1.61 0.00 72.24
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 29 2.52 7.17 10.34 65.90
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 20 1.05 4.95 0.00 40.35
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 13 2.15 3.69 0.00 69.54
鼠径ヘルニア手術や癌症例に対する抗悪性腫瘍剤動脈注入用埋込型カテーテル設置、内視鏡治療や胆嚢摘出術を中心に手術を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 70 3.87 31.03 48.57 80.47
K073-22 関節鏡下関節内骨折観血的手術(胸鎖,手,足) 29 2.48 10.69 6.90 73.59
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) 24 1.54 5.67 0.00 55.33
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) 23 2.78 17.65 13.04 65.65
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 22 3.41 26.09 13.64 55.82
骨折観血的手術(肩甲骨)、関節内骨折観血的手術などを中心に手術数が多くなっています。

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K016 動脈(皮)弁術,筋(皮)弁術 6 10.50 40.33 0.00 62.83
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 4 0.75 3.75 0.00 75.25
K0152 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25〜100cm2未満) 3 11.00 37.00 33.33 63.00
K2961 耳介形成手術(耳介軟骨形成を要する) 3 1 2.67 0.00 5.33
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 2 0.50 2.00 0.00 47.50
動脈(皮)弁術が多く、また皮膚、皮下腫瘍摘出術、皮弁作成術、耳介形成術等の手術を行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 27 0.00 1.19 0.00 68.11
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 17 0.59 3.18 11.76 72.47
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 10 1.60 10.220 20.00 71.60
K5612ロ ステントグラフト内挿術(1以外の場合)(腹部大動脈) 5 2.00 7.20 0.00 74.20
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 5 5.60 30.80 20.00 70.00
血管疾患に対する外科的治療を幅広く行っています。静脈瘤手術に関しては、最新式のレーザー治療機器を導入した後からはほぼレーザー治療となっていること、また、ステントグラフト内挿術、四肢の血管拡張術も多く実施しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 6 1.00 6.00 0.00 62.17
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 4 1.50 9.00 0.00 76.50
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 4 1.00 5.00 0.00 76.25
K775 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 3 2.00 11.33 0.00 76.00
K6335 鼠径ヘルニア手術 1 1.00 4.00 0.00 69.00
悪性腫瘍に対する手術を主に行っています。患者さんの体への負担が少ない手術を多く実施しています。手術後の合併症の回避にも努めています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 61 4.11 4.30 1.64 70.49
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 41 7.22 13.88 7.32 81.02
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 31 0.03 23.35 6.45 72.06
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 23 4.48 6.48 0.00 75.43
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 13 0.15 13.31 23.08 67.15
当センターは24時間急性心筋梗塞症に対する診療体制を行っています。通常2週間コースのパスを使用しているが、重症例では在院日数が長引いてしまう。また、ペースメーカー移植術も行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 79 1.27 1.06 0.00 69.14
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 40 2.73 11.68 5.00 76.55
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 26 2.62 10.04 3.85 75.00
K654 内視鏡的消化管止血術 16 0.13 15.50 6.25 67.69
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 15 2.00 10.93 6.67 82.20
大腸ポリープは新ガイドラインに沿って対応し、切除、症例、病変数とも増加しています。術後合併症のリスク軽減のため入院を基本としています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.03
異なる 10 0.28
180010 敗血症 同一 10 0.28
異なる 6 0.17
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 39 1.08
異なる 1 0.03
解説
この指標は医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべきものとして播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・処置等の合併症について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区分して対象患者数と発症率を示したものです。
更新履歴
2020/9/25
令和元年度病院指標更新