病院機能評価認定
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泌尿器科

外来受付電話     0282-87-2208

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診療部長 釜井 隆男

釜井 隆男

 

病棟医長  幸    英夫
外来医長 阿部 英行
医 局 長 別納 弘法

診療内容

特定機能病院及びがん診療連携拠点病院として、

 1)先進医療

 2)地域連携

 3)チーム医療

           を積極的に推進しています。

外来診療

 

入院診療

 

治療対象疾患

腫瘍

尿路結石

前立腺肥大症

炎症性疾患

神経因性膀胱

過活動膀胱

尿失禁

水腎症

腎後性腎不全

夜尿症

先天異常

男性不妊症

勃起障害

男性更年期

 

外来曜日別診療医一覧表

下記ページよりご覧ください。

外来曜日別診療医一覧表

 

主な検査とその説明

  1. 診断および治療方針決定のために
    • 臨床一般検査(尿、血液、精液など)他
    • 腎機能検査(クレアチニンクリアランス、レノグラム・腎動態シンチ、腎静態シンチ)
    • 内分泌機能検査(副腎、精巣、前立腺、視床下部・下垂体など)
    • レントゲン検査(腹部単純、排泄性および逆行性腎盂造影、膀胱・尿道造影、血管造影、精管造影、腹部CTなど)
    • 超音波検査(副腎、腎、膀胱、前立腺、精巣など)
      特に前立腺ではパワードップラーエコーによる、前立腺癌の検索を行います。
    • RI検査(レノグラム、レノシンチグラム、骨シンチグラムなど)
    • MR検査(副腎、腎、膀胱、前立腺、精巣など)
    • 内視鏡検査(膀胱鏡、尿道鏡、尿管鏡、腎盂鏡、腹腔鏡)
    • ビデオウロダイナミクス(膀胱・尿道内圧検査、括約筋筋電図など)
      を行います。
    • PET検査(悪性腫瘍)
  2. 前立腺生検
    • 肛門からの経直腸的超音波撮影により、前立腺癌の疑い部位があれば同部を含め超音波ガイド下に安全に確実に組織を採取し病理組織診断を行います。
    • 一泊二日の入院期間で済み、多くの医療機関での入院期間(二泊三日)より短くなるよう配慮しています。
    • 20カ所採取法(多くの医療機関では10カ所前後)により、小さな病巣も見逃さない工夫をしています。 
  3. 下部尿路機能検査(ビデオウロダイナミクスを含む)
    • 神経因性膀胱、尿失禁の正確な診断や、前立腺肥大症の手術前検査には膀胱尿道機能の検査が必要となります。
    • 尿流測定、膀胱・尿道内圧、括約筋筋電図などの尿流動態検査に、尿路造影を組み合わせた最新の検査法や、携帯式の測定装置により診断しています。
    • 尿流測定検査では、通常のトイレに排尿していただくだけで、尿勢の重症度が評価できます。
  4. 内視鏡検査
    • 血尿を認める時には尿路(膀胱、尿管、腎盂腎杯)の異常を疑います。
    • 特に無症候性の肉眼的血尿の場合には癌の存在も念頭において、外来で軟性膀胱鏡を施行する場合があります。
    • 上部尿路(尿管、腎盂腎杯)からの出血を認める場合は、見つかりにくい上部尿路癌の早期発見をめざして、短期入院・麻酔下で積極的に尿管鏡検査を行っています。
  5. 前立腺癌早期発見への取り組み
    • 当院は、日本泌尿器科学会栃木地方会健診部会および栃木県がん集検協議会前立腺がん検診部会により、前立腺がん検診において精密検査機関に推奨されています。

 

得意とする治療

特定機能病院として及びがん診療連携拠点病院としての役割を考え、癌の早期発見、生活の質(QOL)を考えた治療、進行癌に対する集学的治療に加え、重度の排泄障害に対しても、各領域での専門性の高い医師が積極的に取り組み成果を上げています。

■ 癌早期発見

  1. 前立腺癌
    質の高い二次検診機関としての役割:一次検診(各市町検診、人間ドックなど)で異常が指摘された患者様に対し、よ
    り詳細なPSAパラメーター(PSA F/T、PSAD等)やパワードップラーエコーMRIを駆使して、前立腺針生検が必要な患者様を適切に選び出し、癌早期発見に努めています。早期発見により根治療法となる手術療法が可能になるわけです。
  2. 尿路上皮癌
    尿細胞診だけでなく、尿中腫瘍マーカーを利用した非侵襲的早期発見に取り組んでいます。

 

■ 生活の質(QOL)を考えた治療 

  1.  腎腫瘍
    腎機能温存及び心・循環器系への影響を考慮し、小径腎腫瘍では、可能な限り、腎温存手術を行っています。また、手術は腎摘除術も含めて、腹腔鏡手術もしくは腹腔鏡下小切開手術(ミニマム創手術)をまず第一に考え、腫瘍の進展状況等で困難な場合にのみ通常の切開手術を考慮します。
  2.  
  3. 前立腺癌
    ①手術療法:
    ロボット支援手術を中心として、勃起神経温存及び尿失禁予防を図りながらQOLの高い治療を目指しています。ロボット支援手術が向かない患者様に対しては、腹腔鏡下小切開手術(ミニマム創手術)をおすすめしています。
    ②薬物療法:
    一般に、前立腺癌は進行が遅く、内分泌療法が有効なため、他の癌と比べると比較的予後のよい癌といえます。しかし、内分泌療法抵抗性となった進行前立腺癌は予後不良とされています。当科では進行性前立腺癌に対し、ステロイド療法など種々のホルモン剤を使用して癌の進行をできるかぎり押さえ込む努力をしています。内分泌療法が無効になった内分泌抵抗性前立腺癌に対しては、抗癌剤を用いた化学療法を行います。また、生活の質(QOL)を重視して可能な限り外来通院で化学療法を行っています。癌の転移などによる疼痛に対しては、非ステロイド性鎮痛薬、オピオイド(麻薬)などで、苦痛の少ない生活が過ごせるよう配慮しています。
    ③放射線療法:
    骨転移による骨痛には放射線療法が有効であり、放射線療法の活用による苦痛のない生活を目指しています。
  4. 精巣腫瘍
    精巣腫瘍(精巣癌)は日本人男性10万人当たり1~2人と頻度は極めて低いですが、生下時や20~40歳の男性で最も多い腫瘍です。 精巣腫瘍の組織型は多種多様であり、組織型によりその治療法や予後も異なります。精巣摘除術のみでよいものや、放射線照射、全身化学療法、腹部リンパ節郭清術が必要なものなどがあります。多くの精巣腫瘍は多剤併用全身化学療法に対する感受性が極めて高く、治療成績はめざましく向上しており、転移を有する進行例であっても70~80%が治癒すると考えられております。しかし精巣腫瘍は生殖年齢に好発するため、化学療法による精子形成抑制や後腹膜リンパ節郭清に伴う射精機能障が問題となってまいります。当科では化学療法開始前に精子保存を行ったり、後腹膜リンパ節郭清に伴う射精機能障害を予防する手術法など、生殖機能保存も重視し、生活の質を保った治療を心がけています。
  5. 膀胱癌
    膀胱癌では手術件数は年間百数十件を数えます。筋層浸潤癌については、原則抗癌剤治療を施行したのちに膀胱全摘術を行いますが、状況によっては、膀胱を摘除せずに済む内視鏡手術と抗癌剤併用の放射線治療を行っています。
  6. 排尿障害治療
    高齢化社会では、生活の質を低下させる前立腺肥大症、尿失禁、過活動膀胱、神経因性膀胱などの蓄尿・排尿機能障害の管理が重要です。これらの疾患に対し、最新の診断法(ビデオウロダイナミクス)と治療法(バイオフィードバック訓練、電気磁気刺激法、尿失禁手術)を行っています。

 

■ 進行癌に対する治療

新規抗癌剤の積極的活用
当科では、通常の化学療法では治療困難となった難治性進行癌に対し、新規抗癌剤や分子標的剤などの各種最新薬剤を積極的に導入しています。特に進行性膀胱癌、腎孟尿管癌に対するジェムシタビンを用いた治療、および去勢抵抗性前立腺癌に対するドセタキセル治療は標準治療となりましたが、当院においても期待どおりの効果が得られています。また、進行性腎癌に対する分子標的治療の発展は近年目覚ましく、当科においても積極的に行われており、良好な結果が得られています。

  

 

■ 慢性前立腺炎、間質性膀胱炎

    難治性の尿道痛・下腹部痛・会陰部痛・排尿痛・頻尿などの症状に対し、各種薬剤や水圧拡張法などを駆使

    して治療にあたっています。