学校長挨拶

本校は、獨協医科大学附属の看護専門学校として2015年(平成27年)に開校し、10周年を無事に迎え、「学生・教職員・地域にとって魅力ある学校」「未来を歩む力を育み輝き続ける学校」を目指して、11年目の新たな歩みを始めました。
これからの10年「NEXT10」は、少子高齢化が一層進む中、病院を中心にした看護のみでなく、居宅における在宅看護の役割がますます大きくなっていくでしょう。今の状況に適応する教育だけではなく、これからの社会が求める「医療」「看護」を担える人財育成に取り組んでまいります。
本校は開校以来、プロジェクト学習を要にした教育を行っており、三年間の教育を通して「自ら気づき、考え、行動する看護師」になることを目指します。
実習は主に獨協医科大学埼玉医療センターをはじめ、三郷市を中心とする近隣の病院や訪問看護ステーション等で行います。実習では、対象者との関わりの中で臨地実習でしか経験できない多くの学びがあります。自分の提供した行為が看護になっていたか否か、それを丁寧に振り返ること(リフレクション)を繰り返し徐々に、看護師らしい思考と振る舞いを自分のものとしていきます。
明るく活気に満ちたキャンパスで、「豊かな人間性を備えた」「看護ができる」看護師をめざして共に成長していきましょう。

学校長 奥出 尚子