概要
“Bedside-to-Bench, Bench-to-Bedside”を合言葉に、疾患発症機構の解明、予防法/新規治療法の開発へブレークスルーをもたらすことを目標として、認知症脳・精神疾患脳の患者死後脳検体をはじめ、循環器・皮膚・消化器・整形・脳神経など実臨床由来の疾患検体を分子のレベルで解析し、疾患の根幹をなす「分子病態」を明らかにします。世界最先端の解析手法を統合的に用い、多くの研究医・大学院生・医学部学生とともに、疾患から分子病態に迫る研究を実施しています。
室長・講師 | 小川 覚之 |
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“Bedside-to-Bench, Bench-to-Bedside”を合言葉に、疾患発症機構の解明、予防法/新規治療法の開発へブレークスルーをもたらすことを目標として、認知症脳・精神疾患脳の患者死後脳検体をはじめ、循環器・皮膚・消化器・整形・脳神経など実臨床由来の疾患検体を分子のレベルで解析し、疾患の根幹をなす「分子病態」を明らかにします。世界最先端の解析手法を統合的に用い、多くの研究医・大学院生・医学部学生とともに、疾患から分子病態に迫る研究を実施しています。
疾患の成因を蛋白質・糖質・脂質などの分子のレベルで解析することによって、疾患の根幹をなす分子の異常を「分子病態」としてとらえ、それらの異常がどの様な機構で細胞や組織に影響しているのかを研究しています。分子病態研究室の主要な研究対象は脳疾患ですが、臨床教室から参加する多くの研究医・大学院生・学部生とともに先端的疾患研究を実施しています。
研究対象疾患(抜粋)人体解剖学・細胞生物学・生化学を研究基盤としつつ、さらに質量分析イメージング・特性X線元素分析イメージング・プロテオミクスなどの分析化学から、構造生物学・溶液中分子動態解析などの生物物理学、ビッグデータ解析に至るまで、最先端技術を統合的に駆使して疾患組織の解析を行なっています。
卒後/学部教育(2025年5月現在)