URAセンター

センター長 井川 健
リサーチアドミニストレーション部門 部門長
テクノロジートランスファー部門 部門長
バイオインフォマティクス
部門 部門長
小林 久人
共同利用部門 部門長 千田 雅之
副部門長 井川 健
研究倫理統括部門 部門長 上杉 奈々

概要

獨協医科大学では、本学における研究活動の推進が効率的かつ効果的に行われ、研究活動の質と成果を向上させることを目的として令和7(2025)年4月1日よりURAセンターを設置しました。URAセンターは、5つの部門で構成されており、各部門が連携して研究環境の向上と競争的研究費の獲得に向けた支援、知的財産・産学連携、研究統計など研究力の推進に係る様々な活動を実施しています。

組織

  • URAセンター
    • リサーチアドミニストレーション部門
    • テクノロジートランスファー部門
    • バイオインフォマティクス部門
    • 共同利用部門
    • 研究倫理統括部門

URA(University Research Administrator)とは
大学等において、研究資金の調達・管理、知財の管理・活用等を総合的にマネジメントすることで、研究者の研究活動の活性化や研究開発の強化等を支える業務に従事する専門性の高い職種です。

業務内容

リサーチアドミニストレーション部門【準備中】

リサーチアドミニストレーション部門は、研究資金の獲得支援や競争的資金(科研費、JST、AMEDなど)の申請支援、研究戦略の立案・推進、学内外の研究連携の促進や研究成果の活用支援を行い、研究者が本来の研究に集中できるよう、研究活動を支援・推進するための組織です。

【主な業務内容】

  • 研究資金の獲得支援
  • 研究戦略の立案・プロジェクト推進
  • 研究倫理・コンプライアンス対応
テクノロジートランスファー部門【準備中】

テクノロジートランスファー部門は、研究成果を社会実装につなげる「橋渡し役」です。大学や研究機関で生まれた技術・知見を、企業や自治体などの外部組織と連携して製品化・事業化することを目的としています。

【主な業務内容】

  • 知的財産の管理・特許出願支援
  • 産学連携・技術移転の推進
  • 国際共同研究の支援
  • 研究成果の発信(学内シーズの把握と情報発信)
  • 産学連携の推進(企業等のニーズのマッチングなど)
バイオインフォマティクス部門

バイオインフォマティクス部門では、ゲノム・トランスクリプトーム・エピゲノムなどのオミクスデータに加え、診療情報や臨床検体に基づくデータなど多様な研究データを対象とした解析支援を行っています。基礎から臨床にわたる幅広い研究ニーズに応じて、各種解析の設計支援、技術的アドバイス、解析環境の提供、パイプラインの構築といった支援を実施します。
また、若手研究者や学生に対するバイオインフォマティクス教育にも力を入れており、セミナーや個別指導等を通じて人材育成を推進しています。研究の再現性と効率性を高めるための基盤整備を通じて、学内の研究力強化に貢献しています。

共同利用部門

共同利用部門は、旧来、基礎共同利用室、臨床共同利用室と分かれて運営されていたものが、一つの部門に再編されたものです。共同利用部門では、学内の研究活動を支援するべく必要な研究機器、技師/実験助手を配置しており、提出された研究計画に基づき研究者が必要な研究を行っていく上での支援を行っています。また、共同利用する研究機器の保守・管理を行っています。現在、貸出研究室の見直しや基礎医学棟移転に伴う再編を通して、構造的にも組織的にも効率的な運営を進めています。

研究倫理統括部門

研究倫理統括部門では、本学の研究者が倫理性・科学性・信頼性の高い研究成果によって医学・看護学をはじめとする学術の発展や地域社会への貢献を達成できるよう、関連部署と連携しながら適正な研究遂行のための全学的なマネジメントを行います。これにより、社会から信頼される研究の推進を図ります。
研究遂行に当たって倫理に関連する問題でお困りのことや倫理に関連する疑問が生じた際には、当部門まで気軽にお問い合わせください。

【主な業務内容】

  • 社会状況に応じた研究倫理ガバナンスの整備
  • 研究倫理コンプライアンス確保のための体制整備
  • 研究倫理教育の実施と拡充
  • 研究倫理審査委員会のマネジメント
  • 研究倫理コンサルテーション
  • その他、研究倫理に関連して必要なこと