国際協力・支援センター

センター長・特任教授 千種 雄一

概要

外国の大学・教育研究機関等との交流や国際協力事業を推進して本学の国際貢献及び国際的感覚を持った医療従事者の育成に寄与することを目的としています。

業務内容

熱帯病寄生虫病室

熱帯病寄生虫病室では、熱帯地域でいまだに根強く残っている寄生虫性疾患に着目し、研究、教育そして国際医療協力に取り組んでおり、実験室内の研究のみならず、現地での調査研究データを基に、フィールドへ還元出来る協力支援を目指しています。

国際疫学研究室

チェルノブイリ原発事故により、汚染された地域に暮らす人々の食事や内部被ばく調査を通じ、低線量被ばく疾病との関係を探っています。また、チェルノブイリと福島第一原子力発電所の事故により、精神的ストレスによる心理的影響に関しても国内外の専門家と協力し合い調査を進めています。この結果を福島の人々に応用すべく、二本松市に開設した分室を中心に県民の健康管理に努めています。

日独連携推進室

今から130年以上前、明治時代に設立された「獨逸學協会」の流れを汲む獨協学園に属する医科大学として、本学はドイツの大学や研究機関との連携・交流を進めています。当室はその中核となる組織として、本学学生のドイツでの研修、ドイツ人留学生の受入、両国間の医師や研究者の橋渡しなどを通じて、グローバルな視点での医学教育・研究の展開に寄与しています。

国際交流支援室

当室は本学の国際化を目的に平成28(2016)年4月に設置されました。具体的には、外国の大学・病院・教育研究機関との学術交流や国際協力事業の推進、協定書の文書作成、本学の学生・卒業生・教職員、海外からの臨床研修生、研究生、留学生のキャリアデベロップメント支援、英文ツール(プロモーショナルビデオ、Web等)の作成支援等を行っています。