大学病院は、臨床実習の場として医学教育を担うとともに、
地域医療に貢献しています
本学では、獨協医科大学病院と獨協医科大学埼玉医療センターにおいて、本学部生の臨床実習および卒後臨床研修などを実施し、医師養成の機能を果たしています。
また、高度先進医療を提供する特定機能病院、地域基幹病院として、地域医療の中核を担っています。2006年4月1日には、栃木県日光市に獨協医科大学日光医療センターを設立しました。
本学では、獨協医科大学病院と獨協医科大学埼玉医療センターにおいて、本学部生の臨床実習および卒後臨床研修などを実施し、医師養成の機能を果たしています。
また、高度先進医療を提供する特定機能病院、地域基幹病院として、地域医療の中核を担っています。2006年4月1日には、栃木県日光市に獨協医科大学日光医療センターを設立しました。
獨協医科大学に隣接し、豊かな緑に囲まれた大学病院は、1974年7月に開院しました。当院は医学教育の場として、卒前・卒後研修を充実させ、高度な専門知識と技術を兼ね備えた医療人の育成に努めています。また、臨床の全領域にわたる33の診療科を擁し、1,195床の病床を有し、特定機能病院として高度先端医療を担っています。加えて、ハイリスクの妊産婦や極小の低出生体重児に対し、産科・小児科の枠を超えた高度な周産期医療を提供する「総合周産期母子医療センター」、第3次医療機関として24時間体制で高度救急医療を提供する「救命救急センター」、栃木県小児医療構想に基づき小児の三次医療の中核を担う「とちぎ子ども医療センター」、認知症医療の充実を図る「認知症疾患医療センター」、など、30のセンターを備え、質の高い医療を提供しています。また、2026年1月には「ガンマナイフセンター」の診療が開始し、さらなる医療機能の充実を図っています。
設備面においても、広範囲を短時間で高精細に描出可能な最新のマルチスライスCT(320列)や、ロボット支援による低侵襲手術を実現する「ダ・ヴィンチXiサージカルシステム」、さらに2023年4月には最新型ガンマナイフ・エレクタ・エスプリを導入するなど、大型先進医療機器の整備を進め、北関東地域における診断・治療の中核的役割を担っています。
また、2010年1月に当院を基地病院として運航を開始した栃木県唯一のドクターヘリ事業は、栃木県内全域の三次救急医療の一端を担い、2025年1月に運航15周年を迎えました。2024年11月には総出動件数が 10,000件を超え、救急患者の救命率・予後の向上に寄与しています。2024年7月に開院50周年を迎えた当院は、今後も「医療」と「教育」のさらなる発展を通じて、大学病院としての責務を果たしてまいります。
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首都圏のベッドタウン埼玉県越谷市に位置する獨協医科大学埼玉医療センターは1984年6月に開院しました。当院は、第6次埼玉県地域保健医療計画に基づく病院整備計画において200床増床が承認され、928床を有する一般病床では埼玉県最大規模の病院です。診療面においては、28の診療科を始め、救命救急センター、周産期母子医療センター、総合がん診療センターなど地域のニーズに即した機能の充実とともに、遺伝に関する様々な不安や悩みに対応する遺伝カウンセリングセンター、女性だけでなく男性不妊にも力を入れているリプロダクションセンターなどの新分野の診療にも積極的に取組んでおります。
2017年11月には、411の病床を有する新棟が竣工し、手術室エリアには、手術支援ロボット「da Vinci Xi」並びに「hinotori™」やハイブリット手術室、CT併設の手術室など22室が整備され、高度で安全な医療を提供するとともに、埼玉県東部医療圏の中核病院として地域医療の一端を担っています。
越谷駅東口には「附属越谷クリニック」を有し、人工透析、人間ドック、渡航外来(トラベルクリニック)を行っています。人間ドックは基本検査に加え、オプション検査として脳ドック、動脈硬化検査、骨密度検査のほか、女性向けに乳がん検査と子宮がんの検査を設定しています。渡航外来(トラベルクリニック)では、安全な旅行や留学、海外出張ができるように渡航先の感染情報、予防接種、帰国後の健康相談等を行っています。
また、当院は災害拠点病院として被災者を受け入れるとともに、災害急性期に活動できる機動性を持った医師、看護師、業務調整員で編成される災害派遣医療チーム(DMAT)を有しており、首都直下型地震や南海トラフ地震など大規模災害を想定した訓練にも参加しております。
教育面においては、獨協医科大学の臨床部門に属し3・4学年の講義と5学年の臨床実習(CC)、6学年の臨床実習(ACC)及びカテゴリー講義を一部分担するとともに、本学卒業後の臨床教育を担当しています。なお、大学院医学研究科の専攻分野を設置しており、社会人大学院生として診療しながら学位の取得も可能です。
教育病院として"病気を診るのではなく、病気になった人間を診る"ことを念頭においた医療を実践でき、最新の医療に対応できる質の高い医療人を育成しているのが特徴です。
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獨協医科大学日光医療センターは、大学病院、埼玉医療センターに続く本学3番目の医療機関として2006年4月1日に開院しました。その後、2023年1月1日に日光市森友地区へ移転新築を完了し、新病院がオープンしました。地域のニーズに応え、眼科、救急・総合診療科を新設し21診療科となり、新設した高度治療室(HCU)4床を含む病床数199床を備えています。
新病院は地上4階で、1階は外来、救急部門やリハビリテーション、内視鏡、放射線部門を配置し、来院者を出迎える日光モールは木目調素材、大谷石など地域の素材を用いたデザインとしています。2階には手術室、HCU、透析部門や生理機能検査、健診部門等を設置し、3階、4階はホール型レイアウトの病棟フロアとしました。スマート化を推進し、スマート・ホスピタル構想に基づくナースコール連携システムやスマートベッドシステムの導入により、安定かつ効率的に医療を提供できる体制を整えました。西側の研修棟には、共同実験室、ラーニング・コモンズを設置し、教職員・学生が研究や学習に集中できる環境を整備しました。敷地内には、救急部門に隣接してヘリポートを設置し、救急患者への迅速な対応、災害拠点病院としての診療継続を可能とし、敷地内駐車場のカーポート型太陽光パネルで病院使用電力の一部を賄います。また、教職員の福利厚生および研修生受け入れのため、学生・教職員宿舎「ヴィラージュ日光」個室84室(鉄骨造3階建2棟)を建設しました。
これまで通り、国際観光都市日光の基幹病院として急性期地域医療からリハビリテーションまで幅広い医療を提供するとともに、「地域社会の信頼に応える基幹病院として、医療を求める人々におもいやりの心を持って接し、安心・安全かつ高度で良質な医療を提供します」という基本理念のもと、指定管理者制度による日光市立三依診療所の運営や日光地区の病院群輪番制(2次救急)病院として救急医療を行っています。また県西医療圏・日光地区における災害医療の充実を図るべく地域災害拠点病院および栃木県DMAT指定病院の認定を受けております。さらには北関東初の地域医療連携推進法人である「日光ヘルスケアネット」設立に携わり、2019年4月の設立時に社員となりました。同時に地域医療支援病院の認定を受けるなど、地域社会から信頼される中核医療機関として地域医療の充実を目指しています。
予防医療にも力を入れており、鬼怒川温泉のホテルとタイアップした「温泉宿泊型人間ドック」や企業健診も積極的に行っています。周辺には世界遺産の「日光の社寺」を含む日光国立公園をはじめ、鬼怒川、川治、湯西川など著名な温泉郷を有し、多くの観光客が訪れています。そのため、当地を訪れる観光客にとって安心な医療が提供できる拠点病院としての役割も果たしています。
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日光医療センターは、へき地診療所への医師派遣を行い、へき地医療の充実にも貢献しています。その一環として、2002年に医師不在や建物の老朽化により診療所が閉鎖されて以来、無医状態が続いていた三依地区の日光市立三依診療所に医師を派遣し、2006年4月から診療を開始しました。毎週木曜日午前10時から午後3時まで、内科医と看護師などを派遣し診療にあたっています。地域医療を学ぶ場として、随時医学部生の見学実習やレジデントの研修も行っています。