雇用戦略室とは
本学3病院(大学病院、埼玉医療センター、日光医療センター)では、日々様々な疾病の治療に当たり、治療後の患者の在宅及び社会復帰等の支援をしています。その中で、医科大学として社会的責任を果たすため障害者雇用について、先を見通し戦略的に進めるという方針のもと、看護師の確保、定年医師の再就職の支援等も含めた業務を担当する部署として、平成25年度に「雇用戦略室」が設置されました。
※本学では、法令用語や固有名詞以外は、原則として「障がい」「障がい者」と表記しています。
このページでは、障がい者雇用に関する当室の取組を掲載しています。
- 雇用戦略室の障がい者雇用への取組
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講演・研修会
国などの取組に合わせて、毎年9月を本学独自の「障がい者雇用支援月間」と定め、障がい者雇用の推進を目的に教職員の理解深化と啓発等を図るため、研修会やイベントを開催しています。
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障がい者等作品展
令和5年度から、障がい者雇用支援月間に合わせた関連事業の一つとして、「障がい者等作品展」を大学病院内において開催し、障がいや疾病などの社会的困難を抱える人たちの持つ無限の可能性を感じていただくため、力強い芸術作品やその制作風景、活動を通して紹介しています。
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教材備品等寄贈
本学独自の取組の一つとして、本学と関係がある特別支援学校の児童・生徒の教育活動に役立ててもらえるよう教材備品などを寄贈しています。
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特別支援学校からの実習受入れ
大学や各病院近隣の特別支援学校から「産業現場等における実習」の申し出を受け、希望する業務内容等に応じて関係部署との調整を行った上で、実習生を受け入れています。また、実習を通して、本人の希望・適性と受入部署のニーズがマッチできるか見極めます。
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雇用戦略室員による他部署支援(事務補助)
当室の障がいのある職員により学内各部署の業務負担軽減の支援と職域拡大を兼ねて、また、障がい者雇用の更なる理解の促進を図るため、部署の要望に基づき処理可能な範囲で、事務作業等の補助業務を行っています。
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禁煙パトロール(巡回)
健康増進法により本学の敷地内は全面禁煙としています。この趣旨を教職員及び外来者、立入業者等の来訪者に周知徹底する取組の補助や周辺の美化(ゴミ拾い、ベンチ清掃等)を目的として、「禁煙パトロール」を実施しています。
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その他の取組
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学校行事への職員の派遣
特別支援学校からの公開授業、学校祭や体育祭、卒業式等の案内に対し、人事部や雇用戦略室の職員が出席して見聞を広めるとともに学校との連携を深めています。
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進路指導教員の見学受入れ
特別支援学校から、進路指導教員が障害のある職員の働いている現場を実際に見学したいとの希望により、各部署や本人と調整を図りながら積極的に受け入れています。教員が職場を実際に見ることで業務や職場を理解してもらい、在校生と職場とのマッチングの参考や、進路指導に役立てていただき、教員との情報交換などの貴重な機会となっています。
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学校行事への職員の派遣
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- 雇用戦略室の関係組織図・スタッフ
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雇用戦略室スタッフ
- 室長(兼務)関口 徹(人事部長)
- 課長(兼務)廣田 智幸(人事課長)
- 参事(専従)川島 敦雄
- 主任(兼務)中荒井 怜志(人事課主任)
- 主任(専従)萩原 孝彦
- 事務員(専従)高山 幸範
- 技術員(専従)伊藤 真理子
- 技術員(専従)榎本 海斗
- 技術員(専従)中川 結未
- 障がい者専用求人
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本学では、ダイバーシティを推進し、また社会的責任を果たすため、積極的に障がいのある方を採用しています。多くの方のご応募を心よりお待ちしております。