1学年
豊かな人間性と高度なスキルを備えた医師となるための
基礎づくりを始めます。
第1学年では、信頼される医師になるために、人間力の向上と医学の基礎を固める学習を始めます。まず、「これからの時代を生き抜くための医師のキャリアプラン」で医師としてのプロフェッショナリズムを学び、「スタディ・スキルズ」で今後の学習を見据えた効果的な学修法を習得。また、地域医療や福祉の現場を実体験する「コミュニティヘルスインターンシップ」では、患者さんの生活の原点に立った医療と福祉とは何かを考えます。そのほかにも医師となるための基本を学ぶ科目によって広い視野を養っていきます。
- 主な科目紹介
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細胞の生物学Ⅰ・Ⅱ
生命を理解するためには、基本単位である「細胞」を理解することが欠かせません。本科目では、細胞の構造と機能に関する基本を学びます。「細胞の構造と機能」「ゲノム・染色体・遺伝子」「生物の進化」「生体物質の代謝」「細胞膜」「細胞骨格と細胞運動」などがテーマとなります。人体の構造と機能を理解する上で必須となる、重要な学習内容です。
コミュニティヘルスインターンシップ(CHI)(地域医療早期体験実習)
人間性豊かな社会性ある医師としての心構えを身につけることが、この体験学習のねらいです。そのため、本学病院や社会福祉施設などの現場を体験し、患者さんやご家族と交流することで相手の気持ちを理解し、信頼関係を築くにはどうすればよいのかを学びます。また、地域包括ケアシステムの概念を理解し、多職種間連携の必要性も理解していきます。