診療内容
- 検尿異常
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健診・人間ドック等で蛋白尿あるいは血尿を指摘された場合、外来で尿検査、血液検査を行い、腎生検(腎臓の組織診断)などの精密検査の必要性を判定します。
- 高血圧
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高血圧の詳しい検査から、二次性高血圧の除外診断や難治性高血圧の治療などを行います。
- 急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、全身性エリテマトーデス(SLE)等の膠原病に伴う腎障害、急速進行性糸球体腎炎、ANCA関連血管炎、間質性腎炎
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重症例は腎生検を含めた入院治療、軽症例は外来で治療を行います。
- 糖尿病性腎症
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糖尿病内科と連携して腎機能保持を目指したチーム医療(看護師・管理栄養士の指導を含む。)を展開します。「糖尿病透析予防指導管理料」を算定できる体制を整え、文字通り透析に陥らないための診療を行います。
- 多発性のう胞腎
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難病認定し、適応のある方に新規治療薬サムスカを開始します。約50人が通院中です。
- 腎不全(急性および慢性)
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原則として入院による診断・加療を行います。
- 透析療法
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血液透析や腹膜透析および生体腎移植の療法選択外来を開設し、各々に最適な透析療法を選択していただきます。血液透析を選択された場合、内シャントを待機的に当科で作成し、段階的に血液透析を開始します。希望があれば、越谷駅前の附属越谷クリニックにて外来透析を行っております。腹膜透析を選択した場合、カテーテル挿入を泌尿器科と共同で行い、段階的に腹膜透析を開始します。腎移植も泌尿器と協力して、当院で行います。
- 透析合併症
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様々な透析合併症に対し、合併症対応科と協力して診療に当たります。
- 電解質異常
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ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質異常の検査と治療を行います。
- 腎疾患以外の血液浄化療法
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敗血症などに対するエンドトキシン吸着療法などの急性期の血液浄化療法や、自己免疫性疾患に対する血しょう交換療法を行います。
- 腎移植前の検査、移植後のフォローアップ