感染制御部

部長
知花 和行

特徴・特色

流行性の季節性感染症に加えて、多様な耐性菌の出現や海外から輸入されうる感染症など、医療機関が対応を迫られる感染症は多彩かつ複雑となって来ており、院内感染防御の重要性は以前にも増していることから、昨年度より医療安全部から感染制御部として独立、運営されることとなりました。院内感染、特に耐性菌の発生や流行感染症の集団発生の予防、またそれらの発生時の速やかな制御を実行できるよう準備等確実な対策実施に全力で取り組んでおります。当部署は、感染制御専門資格を有する、医師(ICD)、看護師(ICN)、ならびに薬剤師、臨床検査技師および事務員で構成されており、実務は、さらに多職種横断的に感染対策チーム(ICT)を組織し、定期的院内巡視による、感染予防のための監視および指導業務、また病院全スタッフを対象に感染予防に必要な知識等の啓蒙活動を主体に行っております。

院内感染防止のための指針(基本方針)(275KB)

主な業務内容

  • 院内検出菌、院内感染症の発生状況の把握および調査、分析
  • 院内感染発生時の対応、および対策立案と実行
  • 院内感染対策の助言と提言
  • 院内感染防止のための監視・指導および教育・啓蒙活動
  • 院内感染対策および予防マニュアルの作成および改訂等整備