透析部

外来受付電話:0288-23-7081
FAX:0288-23-5056

部長
川本 進也

部署の特色

 最新の透析コンソール25台と透析情報管理システム、専用の腹膜透析診察室を有し、腎臓専門医・透析専門医をはじめ、看護師、臨床工学技士、栄養士、理学療法士が連携し、血液透析、腹膜透析、腎生検、腎代替療法選択における意思決定支援を行っています。
 血液透析は週2~3日の外来通院透析に加え、血液透析の導入や手術・検査、病状の悪化で入院された透析患者さんの入院透析治療を行っています。リハビリテーションなどが必要な慢性期の入院患者さんには、専門施設へご紹介しております。血圧が不安定な患者さんに血液濾過透析、閉塞性動脈硬化症に対するLDLアフェレーシス療法、血漿交換など、各診療科と連携して様々な血液浄化療法を実施しています。
 腹膜透析は、導入から管理まで対応しており、臨床工学技士による遠隔モニタリングや、訪問看護事業所との連携により、患者さんが住み慣れた自宅で適切な治療を行えるように支援しています。
 国際観光都市・日光市を訪れる透析患者さんには、旅行透析を受け入れています。透析治療を受けながら観光を楽しむことができる環境を提供しています。
 栄養指導やリハビリテーション、定期的な足の観察やフットケアを行い、維持透析患者さんのQOL(生活の質)の向上を目指しています。
 透析導入間近となった患者さんには、腎代替療法選択における意思決定支援を行っています。末期腎不全の治療選択肢として、血液透析・腹膜透析・腎移植・保存的腎臓療法があり、医療情報を提供するとともに、患者さんのライフスタイルに適した最善の治療法を共に考え、選択できるように支援しています。腎移植を希望される患者さんには、移植を行っている専門施設と連携し、腎移植を受けられるように支援しています。
 腎臓病に関する知識を広めるため、市民の方々が気軽に参加できる腎臓病教室を定期的に開催し、啓発活動にも力を入れています。

資格取得

  • 腎臓専門医
  • 透析専門医
  • 認定血液浄化臨床工学技士
  • 認定集中治療関連臨床工学技士
  • 透析技術認定士(臨床工学技士)
  • 腎代替療法専門指導士(臨床工学技士)
  • 腹膜透析指導看護師
  • 腹膜透析指導臨床工学技士
  • 特定看護師(急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾過器の操作及び管理)
  • 日本糖尿病療養指導士