泌尿器科

外来受付電話:0288-23-7050

診療科長
幸 英夫

診療内容

尿をつくり、これをためて体の外に出す働きに関係のある臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)の疾患や男性のみにある精巣(睾丸)、精巣上体(副睾丸)、精管、精嚢、陰茎、前立腺の疾患、さらに副腎、後腹膜の疾患の診断、治療全般を行っています。
女性から男性、小児から高齢者まで幅広い層を対象として診療しています。治療に関しては、外科的治療(手術)が中心となります。

関係する症状

  • おしっこに血が混ざる(血尿)
  • おしっこが混濁している
  • おしっこが近い・出にくい・漏れる
  • おねしょが治らない
  • 睾丸が触れない
  • 横腹が痛い・背中が痛い・下腹が痛い
  • 尿道の痛み・かゆみ・違和感・膿が出る
  • 陰嚢(睾丸)が腫れている
  • 陰茎が腫れている・できものがある
  • 精液が出ない
  • 勃起しない

治療対象疾患

腫瘍(悪性・良性)
  • 腎腫瘍(腎癌)
  • 腎盂癌
  • 尿管癌
  • 膀胱癌
  • 前立腺癌
  • 睾丸腫瘍(精巣癌)
  • 副腎腫瘍
  • 後腹膜腫瘍
尿路結石
  • 腎結石
  • 尿管結石
  • 膀胱結石
  • 尿道結石
泌尿器科の感染症
  • 膀胱炎
  • 慢性前立腺炎
  • 性行為感染症・尿道炎
  • 腎盂腎炎
  • 間質性膀胱炎
排尿に関わる病気
  • 前立腺肥大症
  • 夜尿症
  • 神経因性膀胱
  • 尿失禁
  • 過活動膀胱
先天異常
  • 膀胱尿道管逆流
  • 停留精巣
  • 尿道下裂
水腎症
腎不全
男性不妊症
男性更年期
勃起障害
性分化異常

主な検査とその説明

臨床一般検査

尿、血液、精液などの検査

特殊検査

腫瘍マーカー(PSA、NMP-22 、BTA、AFP、hCG-β)

機能検査

腎機能、排尿機能、内分泌機能(視床下部、下垂体、副腎、精巣、副甲状腺など)などの評価

内視鏡検査

尿道・膀胱鏡、尿管鏡、腎盂鏡で全尿路の観察

画像検査

腹部単純レントゲン検査、排泄性および逆行性腎盂造影、膀胱・尿道造影、精管・精嚢造影、腹部CT・MRI、PET-CT

超音波検査

経腹式(副腎、腎、膀胱、前立腺)、経直式(前立腺)、その他(精巣、精巣上体、精索静脈)ドップラー併用

病理学的検査

生検、細胞診

得意とする診療(診断・治療)

健康診断・人間ドックの異常を早期に適確に診断
「血尿」「PSA高値」など地域検診、健康診断、人間ドックで指摘された異常を、二次検診として早期に適確に診断し今後の方針を決めます。全ての疾患が治療対象ではありません。経過観察を行っても問題ない時期、状態もあります。経過観察は、ホームドクター、かかりつけ医と連携して地域で完結を目指します。
癌の早期発見・早期低侵襲治療でQOL(生活の質)を維持して、総合的な癌診療
前立腺癌の疑いがあれば痛みのない多数箇所生検を行い、早期癌の発見に努めています。癌が発見されて手術療法を選択された患者さんには、術後尿失禁などの合併症の回避にも努めています。今後も増加するがん治療に関しては手術療法のみならず、チーム医療で、進行癌の際でも早期から緩和医療を取り入れ、最新の集学的治療で日常生活を損なわず、個人の他に抱えている病気や年齢などの状態を考慮したきめ細かい治療を行います。
その他
難治性の排尿障害や尿路感染症(性行為感染症含む)、夜尿症や停留精巣などの小児泌尿器科、男性不妊症、男性更年期障害、勃起障害などの泌尿器疾患全般にも対応しています。

病診連携

泌尿器科でも、地域での医療活動をよりスムーズに進めるため、患者さんへのより適切で、迅速な診療を目指すため、地域病診連携体制構築に努力致しております。

入院が必要と思われる患者さんのご紹介
地域連携・入退院支援センターか泌尿科外来にお問合せてください。
外来で対応可能と思われる患者さんのご紹介
地域連携・入退院支援センターでの予約か、通常外来診療日の11:00までに、紹介状持参の上、来院させて下さい。緊急の場合、まずはお電話にてご相談ください。

外来曜日別診療医一覧表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日

幸英夫准教授 幸英夫准教授 横山 愛医員 横山 愛医員 幸英夫准教授
(第1,4週)
横山 愛医員
(第2,5週)

幸英夫准教授 横山 愛医員

令和5年7月現在

0288-23-7050