ロボット手術支援センター

センター長 千田 雅之
千田雅之
千田 雅之

設立の経緯

外科手術は病気の治療に大きな成果を上げることができますが、患者さんの体にメスを入れるということは体への負担となります。そのため、手術の安全性を向上させたり、手術侵襲を低減する技術が進んできています。ロボット支援手術は、はじめは泌尿器領域の前立腺がん手術、腎臓がん手術から始まり、当院においてもダビンチSを2012年10月に導入し、診療を開始しておりました。この度、2018年4月から、肺がん、縦隔腫瘍、食道がん、胃切除、大腸切除、膀胱がん、子宮切除、弁形成術など12術式が新たに保険収載されたことから、病院全体としてロボット支援手術をおし進めていくこととし、2018年6月に当センターを設立いたしました。

診療内容

2019年8月まではダビンチSとダビンチXiの2台体制、それ以降はダビンチXiでの運用となります。保険適応となる術式は、前立腺がん、腎臓がん部分切除、肺がん、縦隔腫瘍、食道がん、弁形成、胃切除、大腸切除、膀胱がん、子宮切除などとなります。これまでの泌尿器科に加え、第1外科では新教授体制のもと積極的にロボット支援手術での胃切除を行なっていく計画です。また、呼吸器外科においても、肺がん、縦隔腫瘍のロボット支援手術の開始を予定しており、その他の各診療科においても準備が出来次第、順次開始する予定でいます。ロボット支援手術をご希望の方は、手術を受ける際に各診療科にお問合せください。

今後の展望

現在のロボット支援手術はダビンチXiを用いていますが、各社が新しいロボットを開発中です。また、数年後にはダビンチSPなど単孔式のロボットも国内での使用が認可される見込みであり、今後は外科手術の概念が変わっていく可能性を秘めています。ロボット手術支援センターでは、最新式の機器を導入し最先端の医療を提供していきたいと考えています。