リハビリテーション科

リハビリテーション科部長代行 大林 茂
専任 大林 茂 准教授(リハビリテーション専門医・指導医)
併任 東村 隆 整形外科准教授(リハビリ臨床認定医)
スタッフ数 スタッフの有する資格等
理学療法士 30名 義肢装具士1名・社会福祉士1名
心臓リハビリテーション指導士5名・呼吸療法認定士9名
作業療法士 15名 日本糖尿病療養指導士3名・認定ハンドセラピスト2名
介護支援専門員2名
言語聴覚士 10名 専門理学療法士(運動器)1名・助手1名
臨床心理士 2名 公認心理士 2名

診療内容

埼玉東部医療圏人口約200万人に現在32診療科を標榜する急性期拠点病院として、脳血管障害、神経・筋疾患をはじめ運動器疾患、循環器・心臓血管疾患、小児疾患、各臓器癌も症例豊富で年間総延数27,500名に対し、急性期リハビリテーションを中心に提供しています。当センターの目標は、より多くの患者さんに、「より安全に」、「より円滑に」、「より効率よく」、「より効果的に」、手厚いリハビリを提供することを心がけています。
なお、原則として入院患者を対象としております。

診療実績

平成30年度 実施延件数
脳血管疾患等リハ(小児言語含む) 33,819
運動器リハ 17,152
呼吸器リハ 4,234
がん患者リハ 7,155
心臓リハ 13,047
摂食機能療法 1,557
廃用症候群 0

特色

診療

当院入院患者の早期社会復帰を念頭に、リハビリテーション専門医を中心に看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、義肢装具士の体制下で、密接に各診療科と連携したチーム医療による急性期リハビリテーションを実施しています。特に、脳血管、運動器、呼吸器、がん患者、心臓疾患、小児疾患に対し専門チームを設置し各治療プログラムを強力にサポートしています。

脳卒中患者に対し治療ガイドラインに基づき早期介入・離床、立位訓練に装具療法も加えた歩行訓練、上肢へのアプローチや日常生活動作改善、失語症、構音障害や嚥下機能の評価と訓練を実施しています。特に神経難病に伴う嚥下障害は耳鼻咽喉科医とも密接に連携しています。急性期病院のもう一つの役割として高次脳機能障害患者を見逃さないために、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士が相補的に詳細な高次脳機能評価や認知訓練を行い社会復帰支援する体制を整えています。

大学病院では数少ないPT、OT、STの小児専門チームで運動・認知・コミュニケーションの発達をトータルでアプローチしています。

外来リハビリとしては、当院退院後の、主に整形外科疾患、心大血管疾患患者を多く受け入れています。特に、手外科疾患には手術後早期により機能回復を促すハンドセラピーを日本ハンドセラピィ学会認定臨床研修施設として施行し、「生活する手」の能力獲得を目指しています。心臓リハビリテーションの継続は循環器内科医師との密接な連携のもと安全に実施され、再発予防に貢献しています。特殊外来として理学療法士資格を有する義肢装具士とともに装具診を開設致します。脳卒中後などに麻痺した上・下肢の筋肉がつっぱり、痙縮に有効であるボツリヌス毒素注射もその適応を判断した上で施行致します。高次脳機能障害で社会復帰が困難な場合、問題点を整理した上で、外部関係施設と共に復職支援をお手伝い致します。

さらに、先進的リハビリテーションとして、随意運動介助型機能的電気療法(IVES)、pathleader、ロボットスーツHAL※を導入し上肢・下肢機能の更なる改善を目指しています。

HAL®治療のご案内

HALの適応につきましては、保険診療として認められた神経難病8疾患の患者さんのみの対応となります。詳細は、まず医療連携室にお問合せください。

診療
研究

脳卒中後片麻酔の機能改善や志向したニューロモデュレーションも組み合わせためたニューロリハビリテーションや、脳卒中に伴う高次脳機能障害の病態理解に基づく新しい認知リハビリテーションの開発を柱に研究推進し、その成果を国内外学会にて発表しています。
当施設は、平成29年7月よりリハビリテーション専門医研修施設として認定されました。上記のように専門医研修施設とは非常に多彩な疾患、病態を経験できますので、リハビリ専門医研修をお考えの方、リハビリテーション医学に関心がある方や他の診療科からの転科をお考えの方は、ぜひとも下記までご連絡のうえ見学にいらしてください。心よりお待ちしております。