外科

外来受付電話:0288-76-0622

診療科長 尾形 英生

診療内容

当科の診療は、消化器(食道・胃・大腸・肝胆膵)と乳腺や甲状腺に発生した癌などの腫瘍や炎症による疾患を手術によって治療することを専門としています。また、癌などの腫瘍に対しては手術を行うだけでなく、術前に腫瘍を小さくさせることを目的とした抗がん剤を用いた化学療法や手術後の再発を防ぐための化学療法も積極的に行っています。
悪性疾患に対しての手術治療だけでなく、炎症性疾患としては、胆のう炎や虫垂炎、その他の良性疾患としては、痔核、ヘルニア(脱腸)など一般の外科疾患に対する手術治療も積極的に行っています。

関係する症状

  • 食道疾患:飲み込むときに食物がつかえる。胸焼けがある。食道にしみる感じがする。
  • 胃疾患:嘔気や嘔吐があるとき。コーヒーのかすの様な黒いものや真っ赤な新鮮な血を吐いたとき。上腹部が痛み出したとき。
  • 大腸疾患:お腹が張った感じが続くとき。便に血がまじる、または黒い便がでるとき。下痢が続くとき。突然便通が不規則になったとき。便通がなく不快感を感じるとき。
  • 肛門疾患:肛門が痛いとき。排便時に出血があるとき。
  • 肝・胆道疾患:上腹部痛があるとき。皮膚や目が黄色くなったり、尿が茶色になったと感じるとき。
  • 乳腺疾患:乳房にしこりを感じる。腋の下にこぶを触れる。
  • 腹壁疾患:足のつけねの膨隆、腹部腫瘤。

治療対象疾患

悪性疾患に重点をおいて診療を行っています。

上部消化管 食道癌・アカラシア・逆流性食道炎・胃癌・胃粘膜下腫瘍(GIST)
下部消化管 腫瘍:大腸癌・大腸良性腫瘍・直腸癌
炎症性疾患:大腸憩室症・クローン病・潰瘍性大腸炎・急性虫垂炎
肛門:痔核
肝臓・胆嚢・膵臓 腫瘍:肝臓癌・転移性肝癌・胆管癌・胆嚢癌・膵臓癌
良性疾患:胆のう炎・胆石症・総胆管結石
乳腺・甲状腺 乳腺:乳癌・良性腫瘍
甲状腺:甲状腺機能亢進症・甲状腺腫瘍・甲状腺癌
その他 腹壁:ソケイヘルニア・大腿ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア

年間手術症例集

平成
20年
平成
21年
平成
22年
平成
23年
平成
25年
平成
26年
平成
27年
平成
28年
平成
29年
胃・小腸 47例 36例 60例 56例 45例 31例 30例 24例 35例
大腸・肛門 53例 76例 94例 72例 61例 71例 78例 76例 73例
ヘルニア 31例 45例 43例 53例 53例 68例 43例 43例 57例
肝胆膵臓 26例 37例 38例 19例 32例 32例 39例 25例 28例
乳腺・甲状腺 15例 21例 23例 12例 23例 16例 16例 13例 16例
総計 172例 215例 258例 212例 214例 218例 206例 181例 209例

外来曜日別診療医一覧表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日

堀中 繁夫
阿部 七郎
菊地 研
八木 博
金谷 智明
福嶋 博道
長沼 仁
中島 敏明
有川 拓男
天野 裕久
堀中 繁夫
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阿部 七郎
八木 博
小尾 正太郎
阿部 七郎
八木 博
小尾 正太郎
阿部 七郎
八木 博
小尾 正太郎
阿部 七郎
八木 博
小尾 正太郎
阿部 七郎
八木 博
小尾 正太郎
阿部 七郎
八木 博
小尾 正太郎

初診の患者さんは火〜金曜日、完全予約制・要紹介状となっております。[健診後受診指示も含む]
ご予約は「心臓・血管内科」までお問合せください。

主な検査とその説明

手術を受ける際に行う検査には2つの大きな目的があります。その一つとして、まず患者さんの全身状態を評価する検査があります。次に、手術を行う疾患の病変の正確な範囲と全身への広がりを詳しく検査するものがあります。

全身状態への評価を行うための基本的な検査

胸・腹部単純レントゲン写真

血液・生化学検査:肝機能、血糖、腎機能、血算、腫瘍マーカー

心肺機能検査:心電図、呼吸機能、血液ガス分析

病変とその広がりの評価を行うための検査

造影レントゲン検査:上部消化管造影(胃透視)、注腸造影、胆道造影では、病変の存在と周囲への浸潤などの判定ができます。

PET検査:大腸癌、食道癌、乳癌、膵臓癌などの存在と転移の評価が同時にできます。

MRI・CT・3次元CT:CT画像のコンピューター処理により腫瘍の大きさや周囲の臓器との関係がはっきりします。また、大きな侵襲を必要としないで、血管の走行や太さが判定できます。

マンモグラフィー:乳腺の大きさや広がりがはっきりします。

内視鏡検査・超音波内視鏡検査:上部消化管、下部消化管の内視鏡検査では、色素を用いて病変の大きさを明らかにしたり、超音波内視鏡検査では、腫瘍の深さや周囲のリンパ節転移の有無などを判定できます。

超音波検査:肝臓の腫瘍の有無や、胆嚢に結石があるかどうかなどを判定します。乳腺や甲状腺の検査では、腫瘍の大きさ、血流の有無、そして、リンパ節転移の有無などが判定できます。

病変の質的診断のための検査

組織診、細胞診:内視鏡下生検、穿刺吸引細胞診などにより組織を採取します。採取した組織片の形態から、癌であるかないかを判定します。

PET検査:腫瘍などの増殖状態を判定できます。

得意とする治療

悪性疾患

悪性疾患に対しては手術療法と抗がん剤治療に重点をおいています。治療法は、手術後にも腫瘍が残ることがないように確実に腫瘍を切除することを目標としています。しかし、病変の状態は個人ごとに異なるため、症例ごとに切除範囲が異なってきます。このため、消化器癌症例(食道癌、胃癌、大腸癌)に対しては、術前内視鏡・超音波内視鏡検査、造影検査を行って確実に病変の大きさや範囲を診断し、手術で切除しなければならない範囲を決定しています。またPETやCT、MRIなどの画像検査も併せて行いリンパ節転移や遠隔転移も診断しています。これらにより手術前に腫瘍の正確な存在部位、腫瘍の深達度(腫瘍がどれくらい深く入り込んでいるかどうかの診断)やリンパ節転移があるかどうかを判定し、最適な手術法を選択しご提供しています。

良性疾患

甲状腺疾患や静脈瘤などの場合には可能な限り機能障害がなく、美容面にも考慮した手術を行っています。ヘルニアに対しても確実に治すだけでなく、違和感や疼痛などの発生しにくい手術治療を提供いたします。

病診連携

受診を希望される場合は9:00から17:00まで外来にて対応しています。緊急性のない場合は11:00までに、紹介状持参の上、来院してください。
担当医についてご希望がある場合は外来にお電話を頂き、担当医の診察予約をお取りください。患者さんの待ち時間が減らせ、よりスムーズに診察可能となります。

緊急性のある患者さんは9:00から17:00まではお電話をいただければ外来にて対応しています。17:00から翌朝9:00までは当直者が対応いたします。
夜間は宅直制になっております。
緊急性の外科疾患のある患者さんのご紹介はお電話にてご相談ください。