Ⅰ. 審査項目・審査水準
修士論文及び課題研究論文は、それぞれ以下の項目について審査し、総合的に判定する。
- 【修士論文】
- 修士論文とは、研究テーマが看護学に寄与するものであり、創造的な看護実践を開発することを目指し、看護現象を分析・評価する研究過程をふまえたものである。
- 看護学的価値・有用性があること。
- 文献検討が適切であること。
- キーワードや概念の定義が適切であること。
- 概念枠組みが適切であること。
- 研究方法が適切であること。
- 倫理性が確保されていること。
- データ収集の妥当性があること。
- データ分析・解釈の妥当性があること。
- 論文の構成と形式・表現が適切であること。
- 研究発表と質疑応答が適切であること。
- 【課題研究論文】
- 課題研究とは、専門領域における、講義や演習、そして実習を通して、関心ある問題を取り上げ、ケアの質の改善を図る看護実践上の課題の解決に寄与するものである。
- 看護学的価値・有用性が十分にあり、看護実践に対して貢献するものであること。
- 論文の全体の構成が適切で論理的でわかりやすい表現となっていること。
- 研究全般に倫理的配慮がなされたものであること。
- 看護の課題が研究として構成されていること。
- 研究方法が適切であること。
- 結果が明確に示されていること。
- 考察が十分に行われ、専門看護師としての研究の今後の発展が示されていること。