3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

本学所定の科目を履修して卒業に必要な単位を修得した上で、総合試験、共用試験および卒業試験に合格し、本学の教育理念である「患者やその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される医師」として活躍できる資質を有すると判断される者に卒業を許可します。
具体的には以下のような、それぞれ2要素からなる7分野の学修成果(アウトカム)が求められます。

Ⅰ. 医学知識
  • 人体の構造と機能、種々の疾患の原因や病態などに関する正しい知識に基づいて臨床推論を行い、他者に説明することができる。
  • 種々の疾患の診断や治療、予防について原理や特徴を含めて理解し、他者に説明することができる。
Ⅱ. 臨床能力
  • 卒後臨床研修において求められる診療技能を身に付け、正しく実践することができる。
  • 医療安全や感染防止に配慮した診療を実践することができる。
Ⅲ. プロフェッショナリズム
  • 医師としての良識と倫理観を身に付け、患者やその家族に対して誠意と思いやりのある医療を実践することができる。
  • 医師としてのコミュニケーション能力と協調性を身に付け、患者やその家族、あるいは他の医療従事者と適切な人間関係を構築することができる。
Ⅳ. 能動的学修能力
  • 医師としての内発的モチベーションに基づいて自己研鑽や生涯学修に努めることができる。
  • 書籍や種々の資料、情報通信技術〈ICT〉などの利用法を理解し、自らの学修に活用することができる。
Ⅴ. リサーチ・マインド
  • 最新の医学情報や医療技術に関心を持ち、専門的議論に参加することができる。
  • 自らも医学や医療の進歩に寄与しようとする意欲を持ち、実践することができる。
Ⅵ. 社会的視野
  • 保健医療行政の動向や医師に対する社会ニーズを理解し、自らの行動に反映させることができる。
  • 医学や医療をグローバルな視点で捉える国際性を身に付け、自らの行動に反映させることができる。
Ⅶ. 人間性
  • 医師に求められる幅広い教養を身に付け、他者との関係においてそれを活かすことができる。
  • 多様な価値観に対応できる豊かな人間性を身に付け、他者との関係においてそれを活かすことができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

ディプロマ・ポリシーに示された学修成果(アウトカム)を学生が達成することを目的として、本学では以下のポリシーに基づくカリキュラムを構築し、実践しています。

  • 学生が正しい医学知識を系統的に身に付けられるよう、臨床実習前教育の主要必修科目については、最新のモデル・コア・カリキュラムに準拠して編成した講義と実習により行う。(Ⅰ)
  • 正しい診療技能や医療安全への配慮などを実践できる医師を養成するため、参加型臨床実習を充実させる。(Ⅱ)
  • 医師に求められる良識、倫理観や教養などを学生が身に付けられるよう、人間形成に資する学修機会を低学年から高学年まで設けるくさび形カリキュラムを編成する。(Ⅲ-1、Ⅶ)
  • 学生の内発的モチベーションや能動的学修能力、コミュニケーション能力、協調性を育むため、ICT活用教育などを含むアクティブ・ラーニングを主軸とした教育方法を通じて学修を展開する。(Ⅲ-2、Ⅳ)
  • 地域医療におけるニーズの理解やリサーチ・マインドの涵養などを促し、卒後キャリアの多様性への対応を可能にするための学修機会を充実させる。(Ⅴ、Ⅵ-1)
  • 医学や医療をグローバルな視点で捉える豊かな国際性を育てるための国際交流や海外研修の機会を充実させる。(Ⅵ-2)
  • 学生が自らの学修成果達成度を具体的かつ客観的に認識できる方法で成績評価とフィードバックを行い、適切な学修行動の継続を促す。(Ⅰ~Ⅶ)

( )内は、それぞれのカリキュラム・ポリシーが目的とする学修成果(アウトカム)のディプロマ・ポリシーにおける分類です。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

獨協医科大学では、「学問を通じての人間形成」を建学の精神とし、これに基づき、医学部教育理念を「患者及びその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される医師の育成」と定めています。
また、卒業認定に求められる具体的な学修成果(アウトカム)や能力・資質をディプロマ・ポリシーに示し、その達成に向けたカリキュラム・ポリシーを開示しています。
獨協医科大学医学部では、教育理念やカリキュラム・ポリシーに基づいてより効果的に学生に対する教育を行うため、次のような基本的な素養を満遍なく備える人を入学生として求めます。

求める入学生像
  • 本学の建学の精神、本学医学部の教育理念、カリキュラム・ポリシー及びディプロマ・ポリシーを理解・賛同し、本学の発展に貢献する意欲のある人
  • 医学を学ぶ上で必要な数学、理科及び英語を中心とする基礎学力、読解力、表現力を有している人 (Ⅰ)
  • 医学への強い志を持って社会に貢献する意欲のある人 (Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)(Ⅵ)(Ⅶ)
  • 計画性を持って学習に臨み、自ら問題を解決する意欲のある人 (Ⅳ)(Ⅴ)
  • 社会の一員としての理性と常識を備え、広い視野を持ち適切かつ公正な判断ができる人 (Ⅵ)(Ⅶ)
  • 協調性とコミュニケーション能力のある人 (Ⅲ)
  • 他者の立場になって物事を考え行動できる人 (Ⅶ)
  • 国際的視野を持って医学を志す人 (Ⅵ)

( )内は、ディプロマ・ポリシーに該当する項目です。

獨協医科大学医学部では受験生に対し、入学生に求めるこれらの素養及び学力の3要素(①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性を持ち多様な人々と協働しつつ学修する態度)を踏まえ、多面的・総合的に評価・判定するため、次のとおり様々な選抜方法を導入しており、各選抜方式の特性に応じ、各種の試験方法を取り入れて、公平かつ公正な入学者選抜を行います。

各選抜方式の概要
  • 一般選抜
    学力試験結果に重点を置き評価する。
  • 大学入学共通テスト利用選抜
    共通テストの学力試験結果に重点を置き評価する。
  • 総合型選抜
    多様な試験結果を総合的に評価する。
  • 学校推薦型選抜(公募(地域特別枠))
    出身高校の推薦に重きを置き評価し、併せて地域医療貢献への意欲等を評価する。
  • 学校推薦型選抜(指定校制)
    出身高校の推薦に重きを置き総合的に評価する。
  • 学校推薦型選抜(指定校制(栃木県地域枠))
    出身高校の推薦に重きを置き評価し、併せて栃木県の地域医療貢献への意欲等を評価する。
  • 学校推薦型選抜(系列校)
    出身高校の推薦に重きを置き総合的に評価する。
  • 一般選抜(栃木県地域枠)
    学力試験の結果に重点を置き評価し、併せて栃木県の地域医療貢献への意欲等を評価する。
  • 大学入学共通テスト利用選抜(栃木県地域枠)
    共通テストの学力試験結果に重点を置き評価し、併せて栃木県の地域医療貢献への意欲等を評価する。
入学までに求める学習成果

医学部では、多様な学問分野を学修することから、将来、医師となり活躍するために必要な学力、倫理観、医学や社会への高い関心などを身に付けておくことを望みます。

「学力の3要素」を踏まえた多面的・総合的評価について ◎:特に強く関連 ○:強く関連 △:関連
入試種別 評価方法 知識
技能
思考力
判断力
表現力
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
総合型選抜 総合型 自己申告書等
適性試験
小論文
面接
学校推薦型
選抜
公募(地域特別枠)
指定校制
指定校制(栃木県地域枠)
系列校
調査書
自己申告書等
適性試験
小論文
面接
一般選抜 一般 調査書
学力試験
小論文
面接
大学入学共通
テスト利用
調査書
学力試験
小論文
面接
栃木県地域枠 調査書
学力試験
小論文
面接