新潟県地域枠

出願資格

次の要件をすべて満たしている者とします。

  1. 令和7年度医学部一般選抜(前期)の出願者
  2. 合格した場合、入学を確約できる者(※1)
  3. 本学卒業まで新潟県医師養成修学資金の貸与を受ける者
  4. 医師免許取得後、新潟県が指定する医療機関等に9年間(初期臨床研修期間を含む)勤務する意志のある者
  5. 出身地域は問いません。
  • ※1専願者として取り扱いますので、原則として入学を辞退することはできません。ただし、やむを得ない理由(病気や怪我等で就学が困難になった場合)により入学を辞退する場合は、本学が定める手続により届出をした者には入学辞退を認め、入学金を除く納入金を返還します。

入学後のカリキュラム上の条件

新潟県地域枠で入学後、必修科目及び選択必修科目に加えて、地域医療に関する所定科目の履修が必須となります。

出願期間

一般選抜(前期)に準じます。

出願方法

一般選抜(前期)の出願時に新潟県地域枠を併せてお申し込みください(インターネット出願)。
また、本学ホームページまたは医師ナビにいがたホームページから、新潟県医師養成修学資金貸与申請書など必要書類を印刷し、記入の上、本学に提出してください。

入学検定料について
新潟県地域枠に入学検定料の設定はありませんが、一般選抜(前期)出願時に6万円(第1次試験を2日同時出願の場合は11万円)の入学検定料納入が必要です。

受験票の発行について
新潟県地域枠としての受験票はありません。一般選抜(前期)の受験票となります。

選考方法

一般選抜(前期)に準じます。第1次・第2次試験の成績を総合して合格者を決定します。

新潟県地域枠第1次試験に合格した者は、第2次試験を必ず受験してください。

新潟県地域枠(第1次・第2次)で合格とならなかった場合は、一般選抜(前期)の選考対象とします。

合格発表・入学手続

一般選抜(前期)に準じます。

入学手続完了後、新潟県医師養成修学資金貸与契約にかかる必要書類を送付します。

新潟県医師養成修学資金貸与制度について

新潟県医師養成修学資金は、将来、新潟県内の地域医療を担おうとする気概と情熱に富んだ医学生に対し、新潟県、見附市・燕市及び弥彦村が連携して貸与資金を拠出し、(公財)新潟医学振興会が貸与するものです。

1.貸与金額

6年間で3,660万円(貸与開始月のみ110万円、以降月額50万円)
1年次のみ年額660万円、2年次以降は年額600万円

2.貸与人数

2人

3.貸与枠
貸与枠 貸与人数 指定病院
見附市枠 1人 見附市立病院
燕市・弥彦村枠 1人 県央基幹病院・県立吉田病院
4.貸与期間

令和7年4月から本学を卒業するまでの6年間です。
ただし、休学・停学の期間は貸与を停止します。

5.返還免除

次の条件をすべて満たしたとき、月額貸与金の返済義務が全額免除されます。

  • 大学を卒業した後、2年以内に医師免許を取得すること。
  • 医師免許取得後、直ちに、新潟県が指定する医療機関等に9年間勤務(※1)すること。

    ※19年間には、初期臨床研修の2年間を含みます。9年間勤務することによって、修学資金の返還が全額免除されます。9年間のうち5年間は、市に所在する指定病院に勤務することとなります。また、指定勤務中の診療科の選択については、内科・外科・総合診療科・小児科に限定します。

  • 新潟県内で夏季休暇等を利用して行う地域医療に関する実習(2~3日間程度)に毎年(1年生~5年生まで)必ず参加すること。
6.修学資金の返還

次のいずれかに該当したとき、貸与を受けた修学資金の全額に利息を付した額を、その事由が生じた日から1ヶ月以内に返還しなければなりません。

  • 次のいずれかによって、修学資金の貸与が停止されたとき
    • 退学したとき
    • 心身の故障のため修学を継続する見込がなくなったと認められるとき
    • 学業成績が著しく不良になったと認められるとき
    • 規則等に定められた提出書類を正当な理由なく提出期限までに提出せず、かつ規則等の遵守が期待できないと認められるとき
    • その他、修学資金貸与の目的を達成する見込がなくなったと認められるとき
  • 大学を卒業した日から2年以内に医師免許を取得しなかったとき
  • 医師免許を取得後、定められた臨床研修に従事しなかったとき
  • 業務外の事由により臨床研修に従事、または指定医療機関に勤務しなくなったとき

在学中は新潟県によるキャリア形成卒前支援プランが適用され、卒業後は新潟県によるキャリア形成プログラムが適用されます。詳細については、県にお問い合わせください。

新潟県福祉保健部医師・看護職員確保対策課