診療部長 |
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大関 覚 |
第一整形外科
診療内容
大学病院としての専門的な治療のみならず、地域の基幹病院としての機能を果たすべく、整形外科領域全般の難治性疾患の治療を行っています。当科のモットーは多くの治療手段を応用して、運動機能を総合的に回復・改善する「総合的機能再建外科」です。
今年度の常勤スタッフは13名で、関節班、脊椎班の2グループに分け、それぞれの専門を生かし協力し合って効率の良い診療を心がけています。
四肢関節疾患では変形性関節症に対する人工関節置換術、先天性や外傷性変形に対するイリザロフ法を応用した変形矯正や脚延長術、先天性内反足に対するPonseti法による保存療法や手術的治療、麻痺性疾患やリウマチ性疾患の変形矯正、骨軟部腫瘍の治療と切除後の機能再建手術、膝・肩関節鏡視下手術、スポーツ外傷に対する鏡視下靱帯再建術などに力を入れています。
脊椎疾患では椎間板ヘルニアに対する鏡視下小侵襲手術や、脊柱管狭窄症に対する脊柱管拡大術、変性疾患に対する除圧とインストゥルメンテーションを使用した脊椎固定術、脊柱側彎症に対する矯正固定術、骨粗鬆症性圧迫骨折による後彎症に対する装具療法や矯正固定術に力を入れています。
今年度の常勤スタッフは13名で、関節班、脊椎班の2グループに分け、それぞれの専門を生かし協力し合って効率の良い診療を心がけています。
四肢関節疾患では変形性関節症に対する人工関節置換術、先天性や外傷性変形に対するイリザロフ法を応用した変形矯正や脚延長術、先天性内反足に対するPonseti法による保存療法や手術的治療、麻痺性疾患やリウマチ性疾患の変形矯正、骨軟部腫瘍の治療と切除後の機能再建手術、膝・肩関節鏡視下手術、スポーツ外傷に対する鏡視下靱帯再建術などに力を入れています。
脊椎疾患では椎間板ヘルニアに対する鏡視下小侵襲手術や、脊柱管狭窄症に対する脊柱管拡大術、変性疾患に対する除圧とインストゥルメンテーションを使用した脊椎固定術、脊柱側彎症に対する矯正固定術、骨粗鬆症性圧迫骨折による後彎症に対する装具療法や矯正固定術に力を入れています。
診療実績
外来患者延数:31,627人
入院患者数:787人
総手術件数:888例
- 小児整形外科手術:52例
- 先天性内反足手術:18例
- 足の外科手術:168例
- 麻痺性足部変形の機能再建術:4例
- 骨切り矯正固定手術:72例
- 骨軟部腫瘍(悪性含む):18例
- 膝関節鏡視下手術:42例
- 足関節鏡下手術:36例
- 人工関節置換術(股関節・膝関節・足関節):108例
- 骨関節感染症手術:28例
- 骨折脱臼(病的骨折含む):233例
- その他:73例
側彎症手術(前方・後方):93例
腰部脊柱管狭窄症:50例
頚椎症性脊髄症:14例
骨折・脱臼(病的骨折含む):19例
頸髄損傷:13例
骨軟部腫瘍(悪性含む):11例
その他:34例
特色
- 先天性内反足や脊柱側彎症など小児疾患の保存的治療・手術的加療を総合的に行っています。
- 治療の難しい麻痺性疾患・変性疾患・リウマチ性疾患・外傷後などの上下肢変形に対しイリザロフ創外固定やテーラー創外固定を用い正確な変形矯正を積極的に行っています。
- 膝・足関節靱帯再建では、解剖学的・生体力学的研究に基づいた再建術とリハビリを行っています。鏡視下前十字靱帯再建術や足関節靱帯再建術では良好な臨床成績を得ています。
- セラミック人工膝関節や高度変形の股関節に対する人工関節手術で良好な成績を得ています。
- 脊椎損傷や変性疾患を中心に脊椎インストゥルメンテーションを用いた脊柱再建術を頭蓋骨から仙骨まで脊柱全範囲を対象とし、年間140例以上行っています。
- 10歳未満の側彎症や高齢者の後彎症に対しても積極的に治療を行っています。
- 後縦靱帯骨化症などによる頚髄症や胸髄症には頚部脊柱管拡大術や胸椎除圧固定術を数多く行っており、臨床成績も良好です。
- 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱間管狭窄症に対して内視鏡下に神経除圧術を行っています。
その他
関節鏡視下手術セット、マイクロ顕微鏡、レーザー血流測定器、バイオデックス筋力測定器、脊柱内視鏡下手術セット
- 関節のバイオメカニクス
- 仮骨延長法に関する研究
- 人工関節機能の改善に関する研究
- 足関節靱帯群の生体力学的研究
- 骨粗鬆症による姿勢変化に関する研究
- 乳幼児側彎症に関する臨床研究
外来担当医とその専門分野
氏名 | 職名 | 専門分野 |
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大関 覚 | 主任教授(常勤) | 足の外科、小児整形外科、変形矯正、機能再建手術 |
飯田 尚裕 | 准教授(常勤) | 脊椎外科、脊椎外傷、脊柱変形 |
栃木 祐樹 | 准教授(常勤) | 足の外科、膝関節外科 |
杉本 一郎 | 講師(救命センター出向) | 多発外傷、骨盤骨折 |
片柳 順也 | 講師(常勤) | 脊椎外傷、成人脊椎変形、脊椎最少侵襲手術、脊椎椎体骨折、骨粗鬆症 |
小川 真人 | 講師(常勤) | 足の外科、股関節外科、膝関節外科、スポーツ外科、関節鏡視下手術(膝、足、肩) |
垣花 昌隆 | 助教(常勤) | 足の外科、小児整形外科 |
松本 和之 | 助教(常勤) | 脊椎外傷、成人脊椎変形、脊椎最少侵襲手術、脊椎椎体骨折 |
松本 理沙 | 助教(常勤) | 足の外科 |
山崎 貴之 | 助教(常勤) | 足の外科、スポーツ外科 |
鈴木 萌 | 助教(常勤) | 人工関節外科(股関節、膝関節) |
古川 裕和 | 助教(救命センター出向) | 外傷、脊椎外傷 |
梁瀬 司 | 助教(救命センター出向) | 外傷 |
大山 安正 | 講師 | 脊椎外科、脊椎変性疾患、脊椎内視鏡下手術、脊椎後側弯症 |
増田 陽子 | 講師 | 関節外科 |
速水 宏樹 | 助教 | 脊椎外傷、外傷 |
大橋 正典 | 助教 | 関節外科、外傷 |
藤井 達也 | 助教 | 関節外科 |
田中 亮太 | 助教 | 外傷 |
渡邉 正智 | 助教 | 外傷 |
小沼 宏樹 | 助教 | 外傷 |
田山 義樹 | レジデント | 外傷 |
東村 隆 | 非常勤講師 | 脊椎外科、慢性疼痛管理 |
浅野 聡 | 非常勤講師 | 脊椎外科、骨粗鬆症 |
大堀 正明 | 非常勤講師 | 関節外科 |
安村 建介 | 非常勤講師 | 股関節・膝関節の変形疾患、関節温存術から人工関節まで |
佐野 和史 | 非常勤講師 | 手外科、マイクロサージャリー、末梢神経外科 |
木村 和正 | 非常勤講師 | 手外科 |
中村 豊 | 非常勤講師 | 脊椎外傷、成人脊椎変形、脊椎椎体骨折 |
矢尾 英則 | 非常勤講師 | 外傷、股関節外科 |
阿藤 晃久 | 非常勤講師 | 脊椎外科、脊椎変性疾患 |
榎本 光宏 | 非常勤講師 | 肩関節外科 |
橋本 智久 | 非常勤講師 | 手外科 |
行實 公昭 | 非常勤講師 | 足の外科 |
峯 研 | 研究生 | 脊椎外科、骨粗鬆症 |
金子 智則 | 研究生 | 股関節外科、膝関節外科 |
舘浦 慎 | 研究生 | 外傷 |
病棟医長/松本 和之 外来医長/山崎 貴之 医局長/小川 真人 *初診の患者様は紹介状持参の方を優先させていだたきます。なお、土曜日の外来診療は原則初診の患者様のみとなります。 *月曜日・火曜日・木曜日の初診の患者様につきましては、紹介状持参の方のみの診療とさせていただきます。(H27.9.1~) |
外来曜日別診療医一覧表
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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午 前 |
(新患)※紹介患者様のみ 大関 覚 教授 飯田尚裕 准教授 垣花昌隆 医員 松本和之 医員 山﨑貴之 医員 (再来) 大関 覚 教授 飯田尚裕 准教授 片柳順也 講師 垣花昌隆 医員 松本和之 医員 山﨑貴之 医員 |
(新患)※紹介患者様のみ 栃木祐樹 准教授 片柳順也 講師 垣花昌隆 医員 鈴木 萌 医員 (再来) 大関 覚 教授 栃木祐樹 准教授 垣花昌隆 医員 鈴木 萌 医員 |
(新患) 大橋正典 医員 大堀正明(非)講師 阿藤晃久(非)医員 (再来) 大橋正典 医員 大堀正明(非)講師 阿藤晃久(非)医員 救命(フォローアップ外来) |
(新患)※紹介患者様のみ 小川真人 講師 大山安正 講師 松本理沙 医員 榎本光宏(非)医員 (再来) 飯田尚裕 准教授 栃木祐樹 准教授 小川真人 講師 大山安正 講師 松本理沙 医員 榎本光宏(非)医員 |
(新患) 小川真人 講師 松本和之 医員 藤井達也 医員 田中亮太 医員 木村和正(非)講師 (再来) 小川真人 講師 増田陽子 講師 松本和之 医員 藤井達也 医員 木村和正(非)講師 |
(新患) 交代制 【第1週】 浅野 聡(非)講師 【第2.4週】 速水宏樹 医員 東村 隆(非)医員 |
午 後 |
片柳順也 講師 垣花昌隆 医員 松本和之 医員 山﨑貴之 医員 |
栃木祐樹 准教授 片柳順也 講師 垣花昌隆 医員 鈴木 萌 医員 |
大橋正典 医員 阿藤晃久(非)医員 |
飯田尚裕 准教授 栃木祐樹 准教授 杉本一郎 講師 |
松本和之 医員 救命(フォローアップ外来) |
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備 考 |
◎ 月・火・木曜日の新患外来は、紹介状持参の患者さんのみとなります。 |
令和3年1月現在
048-965-4927