診療内容
呼吸器及び縦隔の外科的疾患全般に対する診療を行っています。
- 肺がん、縦隔腫瘍(含重症筋無力症)、転移性肺腫瘍などの胸部腫瘍性疾患
- 気胸、巨大肺嚢胞、肺気腫などの嚢胞性肺疾患
- 膿胸、肺真菌症、降下性縦隔炎などの感染性胸部疾患
- 胸部外傷
診療部長 | 松村 輔二 |
---|
呼吸器及び縦隔の外科的疾患全般に対する診療を行っています。
2017年9月から心臓血管外科・呼吸器外科から独立して呼吸器外科となりました。
肺がん | 76件 |
気胸 | 27件 |
縦隔腫瘍 | 25件 |
転移肺腫瘍 | 15件 |
膿胸 | 3件 |
その他の肺・縦隔手術 | 15件 |
(化学・放射線導入療法後手術) | 6件 |
(気管支形成術) | 6件 |
肺がん | 102件 |
気胸 | 37件 |
縦隔腫瘍 | 25件 |
転移肺腫瘍 | 21件 |
膿胸 | 9件 |
その他 | 26件 |
計 | 220件 |
(化学・放射線導入療法後手術) | 2件 |
(気管支形成術) | 0件 |
小型肺がんに対しては、胸腔鏡下肺葉切除術を基本術式として、安全で確実な低侵襲手術を実施しています。
局所進行肺がんに対しては、術前療法(化学・放射線療法)、気管気管支形成術により機能障害を残す肺全摘術を可及的に回避しています。
呼吸器内科と合同カンファレンスを開催して肺がんの治療方針を定期的に検討しています。
がんの進行度と腫瘍遺伝子の発現状態に応じて術後必要な治療を関連臨床科と協力して行っています。
自然気胸に対しては、病巣(ブラ)切除と断端部被覆による再発防止を基本術式としています。
縦隔腫瘍に対する胸腔鏡下手術では、炭酸ガス送気を加えたより低侵襲な手術手法を開始しました。
2017年12月から新病棟・手術部拡大により、より多くの患者さんの手術に対応できるようになりました。
ハイブリッド手術室を利用してCTガイド肺切除術を開始しました。
肺癌、縦隔腫瘍に対する手術支援ロボット(ダヴィンチ®)を用いたロボット支援下内視鏡手術が保険適応となり、当科でも2019年6月から手術を開始しております。
施設認定
呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設(基幹施設)
原発性自然気胸の治療法と再発率に関する前向き観察研究(JNETS-1601)
肺癌術後特発性間質性肺炎急性増悪に対するシベレスタットナトリウム水和物の予防効果
(JNEST-1301)
氏名 | 役職/職名 | 専門分野 |
---|---|---|
松村 輔二 | 教授 | 胸腔鏡下手術、気管支形成術、肺・縦隔腫瘍手術 |
小林 哲 | 准教授 | 呼吸器外科一般、気管支形成術、肺・縦隔腫瘍手術 |
田村 元彦 | 講師 | 胸腔鏡下手術、気管形成術、肺・縦隔腫瘍手術、気胸、月経随伴性気胸 |
井上 裕道 | 助教 | 呼吸器外科一般、胸腔鏡下手術、肺・縦隔腫瘍手術 |
有本 斉仁 | 助教 | 呼吸器外科一般、胸腔鏡下手術、肺・縦隔腫瘍手術 |
病棟医長/井上 裕道 外来医長/田村 元彦 医局長/小林 哲 |