4年間の学びのプロセス

1年次

人間性を養い看護専門職者としてのベースを築きます

1年次は、人間の身体の仕組みや疾病、コミュニケーション技術や生活援助のための技術など、看護専門職者になるための基礎的な知識・技術を学びます。また、教養面も重視しており、「人間と文化」といった基礎科目を通して、看護対象者の人間性の部分への理解も深めていきます。実習も1年次から始まり、地域の人々とふれあう「ふれあい実習」や「基礎看護学実習」を行います。さらに、少人数制の「基礎ゼミナール」では、ディスカッションやプレゼンテーションを積極的に行い、主体的に学ぶ姿勢を身につけます。

新入生研修会
看護学生としてふさわしい自覚と主体的に学んでいく姿勢を養う目的で、グループ毎にディスカッションし発表します。
新入生研修会
基礎ゼミナール
主体的学修意欲及び問題解決能力の涵養を目指し、4〜5名の少人数ゼミナールを行います。
基礎ゼミナール
人間関係論
人間関係を構築するために必要な自己の理解や他者の理解、人間関係の形成過程について学修します。
人間関係論
ふれあい実習
入学後3ヶ月目に行う早期体験学習です。
医学部学生と共に、様々な施設で、支援を必要とする人々の生活の実際を学びます。
ふれあい実習
基礎看護学実習(関係形成)
初めての病院実習で、日常生活や診断・治療に関する援助を見学し患者-看護師関係を形成する基礎を学びます。
人間関係論

2年次

基礎教育を深めながら専門性をさらに追及します

2年次は、本格化する実習に向け、1年次に学んだ基礎知識・技術を深め、発展させていきます。基礎科目や教養が中心だった1年次に比べて、専門科目の時間数も増え、学ぶ内容の専門性も高まります。具体的には、発達段階別、健康障害別の専門的な知識や、看護を必要とする人々のライフサイクルや状態に応じた看護についてを修得します。また、「基礎看護学実習」では、実際に一人の患者さんを受け持ち、基本的な看護援助を実践すると同時に、相手の立場を考えた看護についても学んでいきます。

フィジカルアセスメント
フィジカルアセスメント技法や看護理論を基盤に、心身の健康状態及び発達段階や援助の場を考慮したアセスメント技法を学びます。
フィジカルアセスメント
基礎看護学実習(生活援助)
病気によって入院生活にどのような影響をきたし、患者が必要とする看護援助を考え、ケアを実施し評価するという一連の看護過程を学びます。
基礎看護学実習(生活援助)
高齢者看護支援論
様々な生活の場で暮らす、健康障害や認知症を併せ持つ高齢者とその家族に対する基本的看護を学修します。
がん看護援助論
がん看護援助論
がん及びその治療による全人的苦痛を抱える対象とその家族に対する看護の基礎知識や技術を学修します。
がん看護援助論

3年次

領域別看護学実習により実践能力を高めます

3年次になると、専門領域の実習に入ります。1・2年次に講義や演習で学んだ知識や技術を統合し、さまざまな状況にある対象者に必要な看護を判断し、ケアに結びつけ評価するというプロセスを実践的に学んでいきます。領域別看護学実習では、最先端医療を行う獨協医科大学の3病院と連携し、科学的根拠に基づく看護実践能力を高めていきます。また、実習を通して、看護技術を支える専門知識についてもより深め、自ら問題意識を持って研究・探究を進める姿勢、チームで協働する姿勢も身につけていきます。

チーム医療論
保健医療チームの成り立ち、多職種の役割を把握し、人々の健康の維持・向上を目指し協働する意義と方法を学修します。
チーム医療論
母性看護学実習
妊婦・産婦・褥婦および胎児・新生児への看護を実践し、母性看護の役割を学びます。
母性看護学実習
小児看護学実習
子どもの成長発達過程やその特徴を考慮した関わり方を理解し実践します。
小児看護学実習
急性期看護学実習
周手術期及び危機的状況にある対象とその家族に対する看護を実践するための基礎的な能力を養います。
急性期看護学実習
慢性期看護学実習
健康障害が慢性期にある成人・老年期の対象とその家族に対して、セルフケアの維持・向上を実践するための基礎的能力を学修します。
慢性期看護学実習

4年次

総合実習や卒業研究により4年間の総まとめを行います

4年次は、看護学生としての集大成の年であり、看護専門職として歩み始めるための最終準備期間です。「総合実習」や「卒業研究」を実施し、これまで学んだ知識・技術・態度を統合し、医療チームの一員としての役割を遂行できる看護実践力を磨いていきます。同時に、将来のキャリアを見据え、看護専門職としての役割や責務について学びを深め、卒業後の進路についても考えていきます。後期には看護師・保健師国家資格に向けた勉強が本格化します。万全の態勢で本番に臨めるよう、教職員のサポートのもと、学年が一丸となって取り組みます。

公衆衛生看護学実習
地域の人々のあらゆる健康課題に対する公衆衛生看護の理解を深め、看護活動の実践のための基本的能力を学修します。
公衆衛生看護学実習
卒業研究
4〜5人の少人数ゼミナールを通じて、それぞれが研究課題を明確化し、看護研究プロセスを展開し、探求します。
卒業研究
卒業研究発表会
研究結果を発表し、質疑応答やディスカッションを通して、自己研究への理解を深めるとともに課題を明確化していきます。
卒業研究発表会