学長 吉田 謙一郎
21世紀の新しい看護師・保健師像を目指して
獨協医科大学看護学部は、2007(平成19)年4月に開設しましたが、本学の母体である学校法人獨協学園は、1883(明治16)年、獨逸学協会学校として発足した伝統ある学園であり、135年の歴史を持っています。医科大学は、1973(昭和48)年、栃木県壬生町に産声を上げ、今日では、大学病院、埼玉医療センター、日光医療センターの3つの大きな病院を擁し、ベット数は2,000床を超える我が国有数の大病院になっています。さらにPETや手術支援ロボット「ダビンチ」などの最新設備を有し、また、北関東自動車道の開通により、栃木県、群馬県、茨城県を結ぶ北関東最大の医療センターでもあります。このような大学には、看護の本質を勉強、研究し、エビデンスに基づいた真に患者さんのためになる看護のできる看護師が必要なのです。大学キャンパス内にあるすてきな白亜の看護学部棟が皆さんを待っています。教授陣も我が国第一流の方々をお迎えし、すばらしいカリキュラムに従って看護の勉強ができます。
本学の位置する壬生町は、我が国における看護師の発祥の地であることが最近判明し、さらに「蘭学通り」があるように、医学・看護学に関して古い歴史を持っています。町民の皆さんも本当に本学を愛してくださり、環境も抜群で、新しい4年間の学生生活を送ることができます。私たちスタッフも、皆さんが有意義な学生生活を送ることができるよう全力を尽くします。
